シェフチェンコ獲得は冗談ではないようだ<br>【photo by B.O.S.】

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 ビジャレアルが来シーズンに向けてチェルシーのFWアンドリー・シェフチェンコを獲得リストにピックアップしている、とスペイン紙“アス”が報じている。冗談のように思われるが、そうではない。ビジャレアルの役員、ホセ・マヌエル・ジャネサ氏は真剣にシェフチェンコ獲得の可能性を探っているようだ。

 シェフチェンコの将来はチェルシーのオーナー、ロマン・アブラモビッチ氏が握っているともされている。同氏は来シーズンの補強としてバレンシアのFWダビ・ビージャ獲得を望んでおり、7000万ユーロ(約114億円)で獲得に動くとも噂に上がっている。もしバレンシアがこれに応じた場合、ビージャの後任としてバレンシアは2500万ユーロ(約40億円)でビジャレアルのFWディエゴ・フォルランを獲得するつもりであるという。そして、ビジャレアルはシェフチェンコをフォルランの後任に据えようと、フォルランの売却金をシェフチェンコ獲得資金に当てようと考えている。玉突き人事のようだが、ビジャレアルがチェフチェンコを獲得に動くかどうかは、バレンシアとチェルシーの動きがカギを握っていると言えるだろう。

 シェフチェンコは昨夏、ACミランからクラブ史上最高額の4500万ユーロ(約73億円)、4年契約でチェルシーに移籍したが、リーグ戦ではわずか4得点と、期待された活躍はできないままプレミアリーグ1シーズン目を終えている。さらに、指揮官ジョゼ・モウリーニョ監督との関係もうまくいっていないと伝えられており、チェルシー退団の可能性もあるとささやかれている。

 とはいえ、ビジャレアルのシェフチェンコ獲得のハードルは非常に高い。まず、シェフチェンコの意向もあるし、移籍金の問題もある。それに古巣のACミランもだまってはいないはず。チェルシー退団となるとACミランに復帰する可能性は高い。

 また、ビジャレアルはシェフチェンコだけではなく、MFクロード・マケレレにも注目しているという。34歳のマケレレはチェルシーとの契約をあと1年残しているが、今シーズン、出場機会にあまり恵まれていなかったこともあり、マケレレ獲得はシェフチェンコに比べそのハードルは低いと見られている。

 シェフチェンコ獲得はビジャレアルにとって夢のような話でもある。夢のままで終わるか、それとも?バレンシア、チェルシーの動きとともに今後の動きに注目したい。

(スペイン通信)