浅尾は「今までで一番くやしいです」という言葉を発した後に号泣した

写真拡大 (全5枚)

 6日、ビーチバレーの国内ツアー「第2戦東京オープン」の最終日が東京都港区・お台場ビーチで行われ、女子準決勝の第1試合、浅尾美和/西堀健実(ともにケイブロス)組は敗者復活戦から勝ち上がってきた浦田聖子/鈴木洋美(ともにレオパレス・ウィンズ)組にセットカウント0−2(15-21、21-23)でストレート負けを喫した。その浦田/鈴木組は決勝戦、駒田順子/藤原みか子(ともにフリー)組を破り、コンビ結成2年目で初優勝を飾った。

 男子は朝日健太郎(フリー)/白鳥勝浩(湘南ベルマーレ)組が決勝で西村晃一/渡辺聡(ともにレオパレス・ウィンズ)組にセットカウント2−1(21-15、23-25、15-12)で勝ち、ツアー4大会連続4回目の優勝を飾った。


優勝候補と呼ばれた浅尾/西堀組、まさかの準決勝敗退
試合後しばらく経ってから始まった共同インタビュー「今までで一番くやしいです」という言葉を出すのが精一杯、その後は大きく泣き崩れてしまった。これまでも国内ツアーで5大会連続3位を経験。準決勝でその都度、敗北を味わってきたが、今回負けたときに感じた気持ちは全く別のものだった。相手チームとの実力差ではなく「ミスを恐れたゲーム運びだった」と攻めきれずに終わってしまった戦い方を悔やんた。西堀は精神面、思い切りの良さを考え直し「もう後悔するような試合はしたくない」と次回大会(宮崎で5月18日から開催)への臨み方について語った。

ファイテンビーチバレーJBVツアー2007第2戦東京オープン第3日
≪試合結果≫
女子・準決勝第1試合 浅尾美和/西堀健実 0(15-21,21-23)2 浦田聖子/鈴木洋美
女子・準決勝第2試合 駒田順子/藤原みか子 2(19-21,21-19,15-12)1 小栗恵美/由比初美

男子・準決勝第1試合 朝日健太郎/白鳥勝浩 2(21-14,21-15)0 森川太地/山本辰生
男子・準決勝第2試合 西村晃一/渡辺聡 2(21-11,21-19)0 高尾和行/仲矢靖央

女子・決勝 浦田聖子/鈴木洋美 2(21-15,21-17)0駒田順子/藤原みか子
男子・決勝 朝日健太郎/白鳥勝浩 2(21-15,23-25,15-12)1 西村晃一/渡辺聡