松坂教室が開講―。レッドソックスの地元紙「ボストン・グローブ」紙の電子版は1日付けで、松坂大輔投手が、週に2回のペースで、チームメイトのジュリアン・タバレス投手に、カットファーストボールを教えることになったと報じた。ドミニカ共和国出身の陽気なタバレスは、春季キャンプ中から、松坂、岡島に積極的に声を掛けてきた5番目の先発投手。29日には、嬉しい今季初勝利を挙げて、中盤のピンチを救った岡島に感謝しきりだった。記事によると、タバレスは、松坂に週2回、カットファーストボールを教えてもらうことを申し出て、すでに、OKを貰っているという。
 「あんな凄い投手はみたことがない。序盤の直球は89マイル程なのに、最後の方で95マイルが出る。7種類全ての球種を自在にコントロールできるし、別次元の投手だよ。メジャーで生き残っている多くの投手がカットファーストボールの担い手。松坂に教えて貰うことにしたよ」と、7歳年下の新人右腕に“弟子入り志願”した背景を語ったタバレス。岡島についても、「あのカーブは虹のような軌道で曲がる。現時点では、メジャーで最高の左腕の1人じゃないか。日本人選手は皆投げ方をしっている」と絶賛している。〔USA通信〕