「百度」がなぜか「わいせつ画像」検索で「評判」?

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「百度」がなぜか「わいせつ画像」検索で「評判」?

   中国最大手の検索エンジン「百度(Baidu)」日本語版が開設されてから1ヶ月ほどが経った。未だにWeb検索と画像検索機能の2つしか備えていないさびしい状況だが、思わぬところでこの検索エンジンの「効力」が注目を集めている。「わいせつ画像」の画像検索機能が凄いのだ。

中国政府、「百度」日本語版へのアクセス遮断?

   「百度」は2007年3月22日までに日本語版サービスを開始した。しかし、07年4月中旬までに中国から「百度」日本語版へのアクセスが遮断された模様だ。中国メディアはその理由について「ポルノ画像の取締り」を挙げており、日本語版サービスで「わいせつ画像」の検索が中国国内で話題になり、これを問題視した中国政府が中国国内からの「百度」日本語版へのアクセスを遮断したようだ。

   「百度」日本語版サービスではフィルタリング機能が設定されていない。デフォルトの状態でフィルタリングが設定されている検索エンジン「グーグル(Google)」などとは異なり、無修正の「わいせつ画像」がいとも簡単に検索できてしまう。中国では、そうした「わいせつ画像」の公開が政府によって禁止されており、中国国内では検索できず、そしてまたできないからこそ、中国国内からアクセスが殺到したとみられる。

   実際、「無修正」というキーワードで検索してみると「わいせつ画像」が数多くヒットし、「アダルト」というキーワードでも多くのトンデモ画像がヒットしてしまう。一方、「グーグル」ではここまでの「大量ヒット」はない。

「フィルターがない上2,000件見れる」

   このことはネット上の掲示板2ちゃんねるでも話題になり、

「エロユーザ狙いか!おそるべし中国!」「本当にエロは国境を越えるなあ」「これはすごいフィルターがない上2000件見れる」「まさしくお百度参り状態だったのか」

などと、「百度」を皮肉るカキコミがなされている。
   もっとも、「百度」日本語版には別の使い方もありそうだ。単に「わいせつ」というキーワードで画像検索すると、意外なことに「わいせつ画像」よりも、なぜか愛知県警がネット上に公開している「犯罪マップ」やわいせつ事件の統計資料などの「お堅い」画像が数多くヒットするのである。