4月26日、ゲームオンは新作MMO RPG「PI STORY(パイストーリ)」のプレス向け発表会を開催した。「PI STORY」とは、韓国NCONY社が開発中のMMORPG。かわいいキャラクタと色彩豊かなグラフィックが特徴の、横スクロールアクションタイプMMORPGである。

 ゲームオン オンライン事業本部長 椎葉忠志氏のほかに、開発メーカーNCONY社のディレクター チェ・ヨンマン氏も同席。持参したゲームムービーと開発中の日本版「PI STORY」を使いながらの説明会となった。しかし、このバージョンはまだ開発中であり、インターフェースなどが大幅に変わる恐れがあるという理由から、画面撮影は一切禁止された。

 「PI STORY」は既存の横スクロールアクションMMOによくある内容に加え、いくつかのユニークなコミュニケーション機能が備わっている。発表会ではこの部分に関しての説明が主だった。

 本作ではプレイヤー個人が“ハウス”を持つことができる。このハウスはMMORPGによくあるプレイヤーハウスのようなもの。しかし、いままでのプレイヤーハウスはゲーム上級者が所持するのに対し、「PI STORY」では誰でも比較的容易に手に入れられるようだ。本作ではハウスを持って始めて、本作のウリでもあるコミュニケーションを堪能できるためである。

 ハウスにはふたつのエリアが用意されている。ひとつは“ハウスフィールド”と呼ばれ、家の庭とその周囲のような場所。ここでは自宅の外観を見られるほか、庭の畑を耕したり、近所の池で釣りを楽しむことも可能。また、ひとりのNPCが立っており、将来的には自分のアイテムを委託販売してもらうことも考えているとのこと。

 このハウスフィールドエリアで家の前に移動し、家をクリックすると家の内部に入れる。これがふたつ目のエリアである“ハウス内部”だ。家のなかは家具を配置して内装を楽しむことができる。当日のデモンストレーションでは、机やベットのほかに、衣装や武器などのアイテムを保管する金庫のような家具も配置していた。ゆくゆくは体力などのキャラクターステータスが増強するような特殊アイテムも導入してゆくようだ。

 もうひとつの特徴はWebとの連動。「PI STORY」ではゲーム内でスクリーンショットを撮影すると、それがサーバー内に蓄積される。そして、その画像は日記帳のようなレイアウトに配置され、コメントと共に誰もが見られるBlogのようなWebページへと保存される。撮影したスクリーンショットにはペンツールを使って簡単なラクガキも可能。これらの操作はすべてゲーム内で行なえるので、プレイ中のちょっとした空き時間に冒険日記を更新することができて楽しそうだ。

 もしも他人の家に遊びに行ったら、その家主の冒険日記を読むこともできる。仲良くなった友達の家を巡り、その人たちの日記を読んで歩くだけでもおもしろそうである。

 その他に、ゲーム中でWebと連動しているコンテンツがいくつもある。発表されたのはBBSとプレイヤーランキングページ。ランキングページは2〜16人(8人対8人)まで対応しているPvPの成績表のこと。これらもゲームを終了せずにプレイ中に確認できるので、遊びながら情報収集ができて便利なシステムだ。椎葉氏は「Web2.0という言葉は使いたくないが、世のなかで言われているそれは、本作のようなものを指すのだろう。ゲームとWebをスムーズに連動させる仕組みにより、いままでのMMORPG以上にユーザー間交流がはかれるはずだ」と語った。

 ちなみに「PI STORY」の語源だが、“パイ”の意味は“パラダイス”と“π(円周率)”のふたつの意味をこめられていると言う。ゲームの中でパイは、卵の形をしたアイテムとして登場する。卵の種類によっては割ることでなかからなにかが出てくるものもあるが、それは割るまでわからない。そのことから、パイは「無限(π)の可能性を持ったアイテム」ということらしい。このアイテムはゲーム内でさまざまな用途に使われ、この世界を創造する根本であるようだ。移動手段にも使うし、アイテムの生産にも使う。また、転職にもペットにも使用する。おそらく、本作に登場するアイテムのなかでもっとも重要なモノなのだろう。

 なお、原題である「PI STORY」を日本国内で採用するかは未定。日本人は“PI”を“パイ”と読まないからだ。正式サービスまでにタイトルが変更になる可能性は十分にある。

 本作は韓国でもβテスト中で、日本では5月下旬ごろからクローズドβが実施される予定。募集人数は100名を予定しており、募集は4月27日から公開されるティザーサイトにて行なわれる。興味ある読者は公式サイトから応募してみよう。

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