松坂効果で他球団も大儲けー。レッドソックスの地元紙「ボストン・グローブ」の電子版は25日付けで、松坂大輔投手の入団によって、レッドソックスだけでなく、対戦相手の他のア・リーグの球団も広告収入の恩恵を受けていると報じた。
テレビ中継で投手と打者の背後に必ず映るバックネット下部の広告は人気のスポット。人気の本拠地、フェンウェイ球場の看板広告料は、非常に高額で、専門家によると「1/2イニングで、30万ドル」という相場になっていると同紙。しかしながら、すでに、アメリカの企業による広告で満杯となっているのが実情だ。
そこで、日本の広告代理店は他の対戦相手の球団に注目。テキサス・レンジャースは、日本の男性エステ会社「ダンディ・ハウス」と、1/2イニングにつき年間12万ドルから16万ドルで、契約を交わしたと報じている。単発では広告料は更に高額になる。「ダンディ・ハウス」が、レッドソックスと開幕戦を行った4月6日から8日まで、3日間限定で敵地のカンサスシティ・カフマン球場に出した広告は、1/2イニングにつき、5万から6万ドルの高値がついたと、同紙は伝えている。松坂効果は、レ軍のみならず、メジャーリーグ全体に拡大しているようだ。〔USA通信〕