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【独女通信】独男は趣味に没頭し、独女は自分語りに走る謎

2007年04月26日19時00分 / 提供:独女通信

独女通信
【独女通信】独男は趣味に没頭し、独女は自分語りに走る謎
先月に配信の独女通信「甘くはないよ!30代独男&独女のオフ会 」において、オフ会に参加した女性そっちのけでラーメン話に華を咲かせる30代独身男性の談話をレポートしたが、こういった男性はオフ会に限らずかなり多い。彼女よりも女性よりも趣味に夢中で、それを共有できる友達としゃべっている時間が楽しいという感覚だ。

 マサコさん(仮名・32歳)の彼氏はあるJリーグチームのサポーター。週末になると必ずサッカー場へと足を運んでおり、マサコさんとの時間は完全に二の次だという。「私との予定をたてるには、サッカーの予定を確認してから。私の存在って一体なんだろうと思うけど、普通に会っているときは大切にしてくれるし、愛されている実感もある。でもなんでサッカーにこんな没頭できるのか・・・全然理解できない」

 一方マサコさんの彼氏(33歳)の見解はこうだ。「趣味は趣味として全力投球しているだけ。サッカーと彼女どっちが大切って比べられるものじゃないし、どっちも必要だとしか言いようがない。もし彼女が夢中になれる趣味があるなら、もちろん尊重するつもりだけど」ちなみにマサコさんによると「趣味は一応読書なんだけど」ということだが、彼氏そっちのけで本を読むという感覚は当然、ない。

 こういった男女の“趣味”における認識の差。そういえば一般的に“オタク”と呼ばれる人たちのほとんどが男性だ。独女でそういった人は極端に少なく、どちらかというとオタクを軽蔑する人のほうが多いのではないか。

 では男性にとっての興味対象が“趣味”であることの対比として、女性にとっての興味対象は一体何か?

 その答えの鍵となるのがSNSやブログといった日記ツール。男性がラーメンやサッカーを日記に綴る一方、独女世代が綴っているものの多くはズバリ“自分”だ。例えば「私の恋愛感」「私の今日の晩御飯」「私の人生観」「私の一日」など……。よく考えてみると一体誰に向かって自分のライフスタイルを公表する必要があるのだろうか? と、疑問がわいてくるのだが。

そんな疑問に対し、「自分の作った弁当をアップしたり、今聞いているCDとか本とか着たい服の写真とか載せている」という“自分語りブログ”を開設中のミエさん(仮名・25歳)は、次のように語った。

「日々あったことをWEBにして編集すると、“しょうもない日常”が、“すてきな日常”に変わる気がする。ちょっと違う自分をWEBに作ることでアイデンティティを作っている気がします。見られる自分をすごく意識するんです」そして同じく「ブログで自分を語っています」というマリエさん(仮名・26歳)は「誰のために書いているかといわれれば自分のため。あとやっぱり女性って自分を知って欲しいっていう欲求が男性よりもあると思う。だからかな」と分析。

 自分による自分のための自分プロデュース、とでもいうべきか。こういった独女の行動は男性からみるとおそらくかなりの自意識過剰に感じられるだろうし、理解できないものかもしれない。

 とはいえ冒頭のオフ会のように、独女から見た男性の“オタク的な趣味への情熱”もかなりうっとうしいこともしばしば。前述のマサコさんも「私が興味ないことを分かっているのに、延々と彼のサッカー論につき合わされる。正直めんどくさい」という。こういった“誰も興味を示さないような知識を自慢する”ことを特技として消化させたのが、「うんちく」であり、さらにエスカレートすると「オタク」になるのだろう。そういえば女性のうんちく王は、あまり聞かない。

 趣味を語る男性と自分を語る独女。どちらが良いかという差別は存在しないが、相容れるのはなかなか難しいような気がする。(高山 恵)
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