BML臼田(右)&原(左)は、気合いの入り方が違う!原は村上イズムか第二のテロを予告した!

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5月5日(土)、6日(日)プロレス連盟GPWA主催で開催される、今や伝説となった団体対抗ジュニアタッグトーナメント『第3回ディファカップ』。

大会を2週間後に控え、先の11日にはDDT新木場1stRING大会で公開抽選も行われ、組み合わせ、参加団体・選手も固まり始めた。今回のディファカップもまた、各団体の若手やホープを中心としたハイレベルでハイスピードな闘いが繰り広げられそうだ。

しかし、華やかな盛り上がりが期待される一方で、異彩を放つ二人組がいる。
ビッグマウス・ラウド(以下、BML)の臼田勝美と原学だ。公開抽選では行儀よく記念撮影に収まる参加選手達を尻目に、“ゴングはもう鳴っている”とばかりに対戦相手のDDT、HARASHIMA、飯伏幸太に奇襲を仕掛け、一躍注目の的となった。

“平成のテロリスト”村上和成の血を引くだけあってか、リング内外、何をするのか全くもって予測不能。大会当日まで、俄然彼らの言動から目が離せなくなった。
「奴らの家を調べて襲うか?」。不敵に笑う二人にディファカップについて話を聞いてみた。


--ディファカップのトーナメント組み合わせが決まりましたね?

原「俺たち、完全に浮いてますね」

--11日には公開抽選会が行われましたが?

臼田「つまんなかったですよね。一回戦の相手が決まって、記念撮影やって、退場して・・・」

--DDTのHARASHIMA&飯伏両選手を突然襲った真意というのは?

臼田「なんかつまんねー会見だな、と思って。DDTの興行だったんですよね。だったら、ここで決着着けた方が早いでしょうし、学が目で“やれやれ”って合図をしてきたんですよ」

原「挨拶ないなら、こっちから挨拶するしかないですしね」

--DDTのホームリングで仕掛けるなんて、何とも大胆ですが・・・。

臼田「あれくらいやらないと相手も気合い入らないでしょ?これで当日まで緊張感持ってやって貰えるでしょうしね」

原「しかし、セコンドの止めるスピードが速かったですね」

--特にBMLのお二人は参加メンバーの中でも異彩を放っている様にも思えます。

臼田「ちなみに、当日移動中に俺のサングラスが壊れたんですよ。ネジのビスが外れちゃって。で、メガネ屋に寄ってもらって、修理出したんですよ。で、直して貰って“幾らですか?”って言ったら、そこのお店の人が“サービスでやらせてもらいます”って。断わり方が尋常じゃなかったですよ」

原「初めて見ました。両手で断わっているのを」

臼田「完全に○○○と間違えられてましたね」

--な、なるほど・・・。乱闘を仕掛けて、相手のリアクションはいかがでしたか?

臼田「実際、プロレスっていう部分で考えると、抽選とはいえリングに上がっているので、何が起こるか分からないですからね。にも関わらず、相手がちょっと腑抜けに見えたんですよ。HARASHIMA選手の試合は見たことないけど、聞くところによるとDDTのタイトル持ってるっていうのですけどね。こんなもんかなぁと」

原「僕らが襲った後、相手は“バチバチ以上のバチバチで返す”とかって言ってるみたいなんで、もう一回襲っちゃおうかなと」

--予告テロ!?

臼田「試合のコスチューム着ていようが、スーツ着ていようが常に臨戦態勢でいろよと。まあ、学が予告テロをしているので、24時間後ろを気にしながら歩いてろって感じですよね」

原「5月5日までに行くってことですよ」

臼田「とにかく、ビックマウス・ラウドっていうものを知らないファンもいると思うので、見せ付けてやりたいな、と」

--当日、入場式でも相手を襲ってしまいそうですが?

臼田「気分でしょうね。周囲の期待がこっちに伝わっちゃったら、こっちもプロなので襲わざるを得ないでしょうね。三沢光晴がいようが、逆に会長の目の前でもやってやりますよ。“ビックマウス・ラウドは威勢がいいな”って思ってくれるんじゃないですか?」

原「いつでも臨戦態勢ってことですよ。ビックマウス・ラウドを相手にするからには」

臼田「まあ、直接自宅に行くかもしれませんしね。若い血気盛んなのが(テロ予告を)言っちゃったし、男に二言はないってことで」


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