リクルートは2007年4月18日に、ITエンジニア300人を対象に実施した「企業イメージ」のアンケート結果を発表した。「スキル不足でも上司や教育制度によって短期間で成長できそうな企業は?」の問いでは、「日本IBM」がトップ、理由は「社内研修が充実していそう」などが挙がった。「転職したら最低でも年収が100万円以上アップしそうな企業は?」に対しても「日本IBM」がトップで、「外資系で成果主義」などが理由だった。ちなみに、「入社したらそこでもてそうな企業は?」も「日本IBM」がトップ。「エンジニアのステータスが高そう」なのだという。

アンケートでは、「日本IBM」の人気が特に高かったが、その他「Google」「マイクロソフト」「ソニー」などの大企業が上位に挙がった。IT業界に詳しいという水上浩一氏はアンケート総論で「『ミクシィ』や『はてな』、『サイバーエージェント』などの新興IT企業もランキング入りすると思いましたが、結果は全く違った」とし、ITエンジニアはステップアップを考慮して、「堅実」で「大手志向」だとコメントした。