テープに文字を簡単に印刷できる電子式ラベルライターの基本構造を発明したが、支払われた報奨金の額が少ないとしてブラザー工業に対し、計4億円の発明対価を求めた訴訟で、東京地裁は2007年4月18日、同社社員と元社員の2人に対し、ブラザーが約3700万円支払うよう命じた。このラベル印刷機は「テプラ」や「ピータッチ」の名前で販売され大ヒット。商品販売や特許料でブラザーは約2300億円の売り上げをあげたとされる。
提訴した2人にブラザーは社内規定によって計約26万円を支払っている。東京地裁はこの2人の貢献度は売り上げの5〜7%程度と判断。約3700万円の支払いを命じた。ブラザーは07年4月18日付けで、自社のホームページに「更に支払うべき対価は存在しない」とし、「控訴することを含めて対応を検討しております」とコメントしている。