LANゲームパーティとは、仲間が集まりLANで接続されたパソコンでネットワーク対戦ゲームを楽しむというイベント。BYOC(Bring Your Own Computer)といって、自分のパソコンを持ち込むスタイルが多い。昨年はBIGLANという日本最大規模のLANゲームパーティが4回も開催された。しかし、今年はまだBIGLANの開催告知がない。BIGLAN主催のオンラインイベントは開催されているのだが、それはLANゲームパーティではない。オンラインより集まった方が楽しいよね? という“オンライン大会のアンチテーゼ”がLANゲームパーティの意味のひとつだと思っていたけれど、どうも寂しい状況だ。

 日本のLANゲームパーティ文化は途絶えてしまうのか、と心配していたら、ゴールデンウィークにひと晩だけのLANゲームパーティが開催されると知った。ゲーマーの有志が集まって開催するLANゲームパーティ「Night LAN」だ。期間は5月4日の18時から5月5日の18時まで、24時間のオープンだ。場所は吉祥寺スペースファンというレンタルスペース。参加費はBYOCが5000円。ビジターが500円となっている。

 「Night LAN」の最低催行人員は40名で、本稿執筆現在の参加者は22人。開催にはあと18人必要だという。実施の可否は4月16日時点の参加者数で決めるそうだから、参加したい人はすぐに申し込もう。今月末くらいまでに決めよう、などと思っていると、いざ参加したくなった時には不成立になりかねない。私も見物に行くつもりだ。

 さて、「Night LAN」のコンセプトは「ゲームは夜やるもの」。会場は24時間貸し切りだが、18時から始まって明け方までがもっとも盛り上がる時間帯になるだろう。夜間も滞在できるというスタイルは遠方からの参加者にもメリットがある。日中開催のLANゲームパーティでは宿泊先を確保しなければいけないが、夜通し遊べるなら宿泊費は要らないからだ。ただし、夜通し遊ぶというコンセプトだけに、18歳未満の参加はできない。

 メインゲームは射撃系の「Counter-Strike:Source」。サブゲームはリアルタイムシミュレーションの「WarCraftIII The Frozen Throne」、フリーウェアの射撃系ゲーム「Warsow」、同じく「Nexuiz」、レースゲームの「Trackmania Nations」か決まっている。もちろんこの他のゲームも自主的に仲間に呼びかけて対戦して構わない。また、現在のところイベントは6つ企画されている。「Counter-Strike:Source混合イベント」は参加希望者を2チームに分けて対戦する。Counter-Strike:Sourceを未経験、あるいは上達したい人のための講座も開催される予定だ。「Warsow 1on1 トーナメント」は1対1のトーナメント戦。「Nexuiz ふみおshootout」はEスポーツスタジアムでも上位にランキングされているふみお選手に挑戦するイベント。このほか、肩の力を抜いたところでお絵かきゲーム「キャッチマインド」の大会や、Nintendo DS大会も行われる。

 「Night LAN」のユニークなところは会場だ。ユーザーが自主的にオフラインゲーム大会を行う場合、もっとも悩むところが会場選びである。今回の会場「吉祥寺スペースファン」はレンタルスペースで、ライブでは300人を収容できるところだ。音響機材の貸し出しもできるほか、注目はパイプ椅子や長テーブルなども有償で貸し出してもらえること。什器を借りるための手間が省ける。PCを持ち込むイベントと言うことで駐車場が心配だ。クロス吉祥寺には駐車場がない。しかし、ネットで検索してみたところ、すぐそばに35台収容の「タイムズ吉祥寺本町第4」があり、ちょっと離れた場所にも10台規模のコインパーキングが4箇所見つかった。短時間向けの駐車場として250台収容の吉祥寺パーキング・プラザがあり、コインパーキングが空くまでそこに入れておくという手もある。