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最長寿国“日本”の悩み〜医療の切り札として東洋医療に再び注目〜

【PJ 2007年04月12日】− 世界一の長寿国となり、これからは団塊の世代が第一線を退き、第二の人生を楽しむ人が増えてくる日本。人生を楽しむためには、自分や家族の健康が一番気になるところで、ただ長生きをすれば良いというのではなく、「健康に長生き」をするという「人生の質」が求められてきている。

 今、その健康を維持するための医療として「東洋医療」が再び注目をされている。ご存知のとおり患部の治療に主眼を当てた西洋医学に対して、異常の根本改善を主体とした東洋医療は2000年以上の歴史があり、主な特徴としては「心身のバランスを整える」という基本的な考え方がある。人間が本来持っている「自然治癒力」を高め、活性化させるということに着目して、健康的な体を作る点にある。

 最近では「東洋医療」は欧米でも注目されており、WHO(世界保健機関)では、はりきゅうに効果があるものとして41項目の疾患を挙げているほど注目は高まっている。特にアメリカでは漢方薬の研究がさかんに進められ、FDA(アメリカ食品医療局)においては、漢方薬の評価が高められている。「免疫力の強化」や「抗がん作用」があるものとして、日本でも古くから有名な高麗人参や霊芝に最新技術の力が及んでいる。

霊芝の最新技術
 霊芝(レイシ:マンネンタケ)は北半球の温帯広葉樹林に見られるキノコ類で、1900年前の中国最古の医学聖典「神農本草経」で「上薬」という「薬効」が最も高い最高ランクのカテゴリーに紹介されている歴史の古い漢方素材のひとつ。近年、この「霊芝」の出す胞子「霊芝胞子粉(レイシホウシコ)」に数多くの有効成分が凝縮されていることが判明し、先端技術によって体内に吸収しやすくする改良が重ねられてきた。現在では高い薬効成分が認められ、中国や、東南アジア、欧米で注目を集めている。

高麗人参の最新技術
 高麗人参は中国では紀元前1〜2世紀頃から用いられ、漢方の王様として知られる薬草。日本でも江戸中期から注目されてきた。冷え性、腰痛をはじめ、心臓や胃、肝臓の疾患予防、免疫機能回復、老化防止など万病に効くと言われるが、これは有効成分「サポニン」が細胞や内臓の働きを活性化させるためであるが、「高麗人参」は生育過程で土壌の養分を大量に吸収するため大量生産が難しいとされていた。しかしながら、近年のバイオテクノロジーの発達によって土壌が改良され、有効成分を損なわずに大量生産が可能となった。従来は高価な漢方というイメージが強かったが、今は一般庶民でも手の届く価格帯へと変遷してきている。

西洋・東洋の融合
 医療先進国のヨーロッパやアメリカでは、西洋医療と東洋医療のお互いの利点を活かした統合医療という取り組みが進んでいる。それぞれの医療の良い点を併せ、「人間の生活の質」を高めていくかという事を今まで以上に考える医療である。

 日本の場合、統合医療の浸透性や東洋医療の信頼度が低い現状ではあるが、今後の高齢化社会に向けて、健康の維持や医療のあり方が、個人や社会システムも含めますます重要な問題となるのは明白である。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 中川 貴照【 東京都 】
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