城島が、“ジャイロ”の秘密を明かした、とマリナーズの地元紙「シアトル・タイムス」紙の電子版が11日付けで報じた。
 城島は、日本の福岡ソフトバンクホークス時代に、当時、西武にいた現レッドソックス・松坂大輔投手と対戦。118度打席に立ち、ヒットは32本。打率・271で、本塁打を5度、放っていると同記事。全米で話題を呼んでいる松坂の“魔球”について、「“ジャイロ”と呼びたいなら、それでいい。でも、僕に言わせれば、カット・ファースト・ボールのことだと思う。松坂の他にも、それを投げる投手は結構いると思う。捕手としては、捕球が難しい球で、打者としても打つのが難しい」と、地元紙に語っている。
 更に、城島は、きょう11日に松坂と投げあうマリナーズの先発予定・フェリックス・ヘルナンデスも「彼も、(ジャイロと)似たような球を投げている。でも、彼の場合は、スライダーがそれに当る」と分析。イチローとの7年ぶり対決にスポットライトが当っているが、マウンドでの“ジャイロ合戦”も興味深い。〔USA通信〕

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