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<CL>バレンシア、終了間際のゴールに散る

2007年04月11日16時14分 / 提供:マルカ

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<CL>バレンシア、終了間際のゴールに散る
終了間際の決勝ゴールはメスタージャに大きな衝撃を与えた 写真一覧(5件)
 90分に生まれたエシアンの決勝点により、バレンシアのチャンピオンズリーグは終わった。前半はバレンシアがチェルシーを上回り、ホアキンのクロスをモリエンテスが合わせて先制ゴールを挙げた。チェルシーは後半開始からディアラに代えてジョー・コールを投入、彼が攻撃的ポジションに入ると共に、エシエンが右サイドバックに移る。すると51分、そのエシアンのクロスから同点ゴールが生まれた。クロスを受けたドログバのシュートはアジャラとミゲルがブロックしたが、そのこぼれ球をシェフチェンコが押し込んだのだ。失点後のバレンシアは全体的に後退し始め、勝負を決めにかかったチェルシーにスペースを与えてしまう。そして誰もが延長戦への突入を信じた90分、右サイドを駆け上がったエシエンがカニサレスの虚を突く決勝ゴールを挙げ、敵地メスタージャにて主役の座を奪ったのだった。

 バレンシアは、試合の半分において優位を保っていた。彼らはこの90分間にて、有り余る大金でビッグネームを集めたチェルシーから準決勝進出を決めなければいけなかった。キケ監督は、第1戦のスコアは忘れて戦うよう選手達に言い聞かせ、前半はそれができていた。前半を通してバレンシアはサッカーの質でチェルシーを上回り、点を奪いに来る疲れ知らずの相手に圧力をかけ続けた。対するチェルシーは肉弾戦を挑んできた。ジョー・コール、カルーといったウインガーの代わりにエシエン、オビ・ミケルという守備力の高いMFを配置し、中盤の防波堤としたのだった。

 キケ監督はアルベルダ、アルビオルを中盤の中央に配置し、DFラインの前に壁を作った。ホアキンとシルバは両サイドに開き、モリエンテスは攻撃時にビージャの相方を務めた。モリエンテスのスタメン起用は大当たりだった。チャンピオンズリーグのベテランである彼は、チェルシーのGKチェフにとって最も危険な選手であり続けた。28分、カウンターからビージャのパスを受けると、ポストを叩く強烈なシュートを放つ。これは1分後のプレーへの警告だった。直後、右サイドからホアキンが上げた模範的クロスに対してテリーとカルバーリョの間を抜け出した彼は、ダイレクトボレーで先制点を奪う。”モロ”が再び自らの仕事を果たし、2400万ユーロ(約38億5千万円)をかけて獲得したホアキンの右足が初めてメスタージャでその価値を示した瞬間だった。

 並外れたプレーを見せたこの5分間、バレンシアは更なるゴールを狙いに行った。カルバーリョの股を抜くドリブルを見せたシーンは、ビージャが見せたこの試合唯一のハイライト。ビージャからのクロスを受けたモリエンテスはまたもダイレクトで合わせたが、このシュートはゴールラインを越える前にアシュリー・コールがブロック。このプレーでバレンシアの攻勢は終わり、チェルシーが目を覚ますことになった。得点が必要な彼らは前線へ縦パスを送り込み、ドログバのヘッドがカニサレスを強襲する。彼は前半、世界有数のFWとして前線に君臨し、チェルシーの攻撃を掌っていた。

 そして、ハーフタイムが試合の流れを完全に逆転させることとなる。モウリーニョは後半開始より、ディアラに代えてジョー・コールを攻撃的ポジションに投入。ディアラの抜けた右サイドバックには中盤のエシアンが移った。すると51分、早速それが的中する。エシアンからのクロスがドログバへ渡ると、止めに行ったアジャラとミゲルに当たったボールはシェフチェンコの元へと転がる。彼は数十センチ先のゴールにボールを押し込むだけでよかった。

 このゴールはバレンシアに衝撃を与えた。突然敗戦の淵に立たされた彼らは、その後何をすべきか分かっていなかった。更なる失点への恐怖が彼らの精神を蝕み、ベンチからのメッセージも彼らを奮い立たせることはなかった。キケ監督は前半唯一枠内シュートを放っていたモリエンテスを下げ、彼のディフェンシブなシステムに変化をつけようとアングーロを送り込む。アングーロが左サイドに、シルバがトップ下へとポジションを変えたものの、これは全く機能しなかった。

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関連ワード:
バレンシア  ロック  チャンピオンズリーグ  サッカー  ホアキン  

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