十二之天」「九龍争覇」のプレス発表会
 4月9日、ロックワークスは2本の新作MMORPG「十二之天 〜TwelveSky〜(以下、十二之天)」と「九龍争覇」のプレス向け発表会を開催した。どちらも中国小説のジャンルである“武狭”を題材とした世界観を持つゲーム。武狭を簡単に説明すると、武術に長けた人物が登場する勧善懲悪の物語のことである。

 「十二之天」は韓国ギガスソフトが開発を行なっているMMORPG。100人対100人もの大規模な対人戦が行なえるのが特徴。武狭がテーマとなっているものの、本作ならではの解釈によって世界が構築されている。もうひとつのタイトル「九龍争覇」は韓国のINDY21が開発したMMORPG。ゲーム中には9種類の門派が登場し、プレイヤーはその中から自分が選んだ勢力に加担することが可能。こちらも大規模な対人戦を行なえるが、1対1の試合もできる。世界観は武狭の王道といったところ。中国の文学作品ファンにお勧めできる内容とのこと。

 発表会はロックワークス 代表取締役社長 岡村 隆氏の挨拶から始まった。本日発表した2つのタイトルは武狭が題材となっているため、一見するとどちらも同じようなゲームに見える。そのことについて岡村氏は、「同じ武狭の世界観を持つゲームだが、それぞれまったく異なった目的を持っている。なので、この発表会では両タイトルの違いについて説明を行ないたい」と切り出した。

■この2タイトル、どう違うのか

 ゲーム本編の説明で司会進行を勤めたのはお笑い芸人“アメリカザリガニ”のふたり。「十二之天」と「九龍争覇」は同じ“武狭もの”のタイトルなので、見分けがつきにくい。そのため、両タイトルのどこが違うのか? を比較しながら発表会は進行した。

 まずは「十二之天」。ファンタジーテイストがポイントだ。

・世界観
 武狭の世界観がテーマではあるが、本作は「東洋ファンタジー」という新しいジャンルの作品。中国の文学作品に例えると、「西遊記」のような感じをイメージするとわかりやすいとのこと。ファンタジーな世界なので、空を飛ぶこともできるし、中国だけでなく、インド風や東南アジア風のエリアも用意されている。

・戦闘システム
 大人数で戦えるのが一番の特徴。敵対勢力に攻め込むときは、敵の“守護陣”と呼ばれるエリアを突破する必要がある。ここには強力なNPCが多数防衛しており、それらを倒してから敵陣に進むというわけである。しかし、守護陣を突破するとその国のすべてのプレイヤーに警戒メッセージが届くため、敵のプレイヤーが大勢迎撃に来るようなシステムになっている。ゲーム中のキャラクタの動きはモーションキャプチャによって制作されている。アクションの中には空高く飛び跳ねることもでき、会場で上映されたムービーでも観ることができた。ムービーでは、崖の上から敵陣に飛び降りて奇襲攻撃をする様子が映っていた。本作の特徴である対人戦だが、キャラクタのレベルによって対戦ゾーンが分けられている。そのため、レベル格差があるキャラクタと戦う事態に陥ることはないとのこと。

 MMO RPGではお約束となっているペットシステムも実装。“守護獣”と呼ばれるペットは、現在7種類用意されてている。ペットは飼い続けることにより成長し、グラフィックが変化し、さまざまなステータスが上がるようだ。ペットの種類は蝶や鳥の他に、変わったものでは仏像なんてものまである。

 一方の「九龍争覇」は知名度の高い9つの門派が登場するのが特徴だ。。

・世界観
 9種類の門派が本作の特徴。プレイヤーのキャラクタは“浪人”の状態からゲームが始まるが、一定条件が整うと門派に加わることが可能。門派は中国の映画や小説などに登場するものばかりで、“少林寺”など実在する門派もある。ゲームの物語は乱世の中国が背景。プレイヤーは、実在した英雄の奇跡をたどりながら物語を楽しめる。物語は5つのストーリーを用意する予定。門派ごとのストーリーの他に、「出会いと別れ」と名付けられた変わったストーリーも楽しめる。これらの物語はゆくゆく小説として制作する予定もあるとのことだ。