試合後のリングにはファイターが集結!PRIDEファンへメッセージを送った!

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4月8日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『PRIDE.34』。UFCのオーナーでもあるロレンゾ・フェティータがPRIDEの権利を得たことで、株式会社ドリームステージエンターテインメントとして最後の主催興行となった同大会。出場選手は一様に奮起し、PRIDE最大の功労者、榊原信行代表へ感謝と労いの言葉を述べた。

試合は、本大会のサブタイトルにもなった『KAMIKAZE』通り、熱戦、一本決着が続出。今後のPRIDEを担うであろう男たちが続々と勝ち名乗りをあげた。

第1試合で、中尾“KISS”芳広が異常に気合いの入った表情で入場すると、瀧本誠は総合進出後、初めて道着を脱いで試合に臨む。二人は、それぞれエジソン・ドラゴ、ゼルグ“弁慶”ガレシックに一本勝ちを果たした。

また、第5試合では、ドン・フライとジェームス・トンプソンが真っ向から殴り合い。PRIDEでは伝説のシーンとなっているフライ‐高山戦を彷彿させる一幕もあった。試合はトンプソンが勝利を挙げ、両者健闘を称えあう。また、青木真也はブライアン・ローアンユーを、ソクジュはヒカルド・アローナをそれぞれ秒殺。圧倒的な強さで、強烈なインパクトを残した。

メインイベントは“MMAワールドシリーズ”前哨戦となるPRIDE・藤田和之 vs UFC・ジェフ・モンソンの一戦。試合は藤田が序盤からモンソンのタックルをディフェンスし、パンチを主体に優勢に試合を進めるも、寝技世界一の肩書きを持つモンソンにバックを取られると、スリーパーで敗北を喫した。

PRIDE代表藤田が敗れるも、試合後のリングには、ヴァンダレイ・シウバ、ダン・ヘンダーソン、五味隆典らが登場し、榊原代表へ労いのメッセージ。最後は、全員で四方のファンへお辞儀をしてフィナーレとなった。次回は、新体制での主催となる5月20日(日)PRIDEライト級GP、さいたまスーパーアリーナとなる。

桜庭、驚愕のPRIDE凱旋!田村と夢の対戦へ!

第8試合/1R10分、2・3R5分
×藤田和之
(日本/Team Japan藤田事務所)
1R6分37秒
裸絞め
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ジェフ・モンソン○
(アメリカ/アメリカン・トップチーム)
第7試合/1R10分、2・3R5分
○ソクジュ
(カメルーン/チームクエスト)
1R1分59秒
KO
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ヒカルド・アローナ×
(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
第6試合/1R10分、2・3R5分
○青木真也
(日本/パラエストラ東京)
1R1分33秒
腕ひしぎ逆十字固め
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ブライアン・ローアンユー×
(オランダ/レッドデビル)
第5試合/1R10分、2・3R5分
×ドン・フライ
(アメリカ/フリー)
1R6分23秒
TKO
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ジェームス・トンプソン○
(イギリス/チーム・トロジャン)
第4試合/1R10分、2・3R5分
○ギルバート・アイブル
(オランダ/ボスジム)
1R3分46秒
TKO
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小路 晃×
(日本/フリー)
第3試合/1R10分、2・3R5分
○瀧本 誠
(日本/吉田道場)
1R5分40秒
アームロック
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ゼルグ“弁慶”ガレシック×
(クロアチア/チーム・トロージャン)
第2試合/1R10分、2・3R5分
○バター・ビーン
(アメリカ/チーム・バタービーン)
1R2分35秒
V1アームロック
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ズール×
(ブラジル/B-TOUGH)
第1試合/1R10分、2・3R5分
○中尾“KISS”芳広
(日本/フリー)
1R9分15秒
袈裟固め
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エジソン・ドラゴ×
(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)