女神転生IMAGINE:(c)ATLUS (c)CAVE
 ついに「女神転生IMAGINE」が基本無料+アイテム課金の形式でサービススタート。ネット対応の予定があったXbox版「女神転生NINE」から数えると、実に5年越しのネットゲーム化ということになる。クライアントのダウンロードとアカウント登録がオープンβテスト当日からのスタートだったため、大きな混雑が起こってしまったり、オープンβテストにおいてゲームバランスが訂正されレベルが上がりづらくなるなど事件の多かったタイトルだけに、今後は安定したサービスがテーマとなりそうだ。

 「PSU」は、続編「イルミナスの野望」において、4月5日(木)より「ネットワークトライアル」を開始している。前作では充分なテストがなかったため、オープン直後に記録的な大混乱を起こしたという経緯があるだけに、プレイヤーの目はより厳しいものとなるだろう。果たして名誉挽回なるか。国産ネットゲームとして高い知名度を持つタイトルだけに、今後の奮起が期待されるところだ。

 オンラインゲームの世界で基本無料+アイテム課金が一般的となりつつあるなか、完全無料タイトル「アドクエ」が発表された。これは広告を閲覧したりクリックしたりすることで貯まるポイント「アドG」を使ってプレイするという新たな形式。ゲーム内広告が難航する理由としては、「ゲーム内に広告が登場することによるメリットをユーザーが体感しづらい」という部分があるが、これを解決する可能性があるシステムとして今後が期待される。広告の最終的目的とは「商品の良さを伝え、これを売る」ということにあるのだが、ポイントの扱い次第では、ここが完全にスルーされ「クリックさせること」のみが目的となりかねない。こうした難問をどのように解決するか、「アドクエ」のアプローチも要注目だろう。

 「モンスターハンター フロンティア オンライン(MHF)」は、自由にクローズドβテストに参加できる「今日だけ誰でもモンハン フロンティア!」の期間を延長した。PSP版が大ヒットを飛ばした直後という絶妙のタイミングであり、これだけ恵まれたタイミングでスタートを切れたオンラインゲームは珍しい。「モンスターハンター」はアクションゲームだけに、難度設定は極めてデリケートな問題となる。事実、「モンスターハンター2(dos)」では、コアファンのキャパシティをも越える高難度が設定され、物議を醸したという経緯がある。難度というのは上げようと思えば、いくらでも簡単に上げられるのだ。

 「モンスターハンター」シリーズは、武器の種類によって操作感覚が完全に異なるばかりでなく、強力な武器を作るには希少な素材が必要となる。これは意地の悪い仮定だが、武器の強さがコロコロと変わったり、素材入手の難度が突然上がったりしたらどうなるだろうか。プレイヤーは混乱し、ゲームの雰囲気は大きく変わるだろう。求められるのは、バランス調整における確固たる理念である。例えば、とある武器があまりにも使いづらく、「修正」を求める声が盛り上がったとする。ここで、「その使いづらさこそがゲームのコンセプトである」と言い切ることができるのか。あるいは、あらかじめ「使いづらさを乗り越えた先にある満足感」を用意しておくことができるのか。オンラインゲームというのは、随時修正が可能だが、これは大きなメリットであると同時に、弱点でもある。極端な話をすれば、数値を少しいじっただけで、一夜にして全てが崩壊する可能性すらあるのだ。果たして「MHF」の理念はどこにあり、そしてそれは何を意図したものなのか。こちらも今後の展開が期待されるところだ。

■関連ニュース
【GO3】白熱するオーストラリアのEスポーツ事情
【GO3】水口哲也氏、須田剛一氏、松浦雅也氏、小島秀夫氏――日本の人気クリエイターがオーストラリアで自らを語る!
【GO3】豪州がゲームの聖地になる!? 豪州初のゲームイベント「GO3」開催
ロードオブザリングオンライン、クローズドベータテストを発表
MHF、「今日だけ誰でもモンハン フロンティア!」の開催期間を1日延長!

■関連リンク