オーストラリアでもEスポーツは盛り上がりを見せている
 「GO3」のEXPO会場で1フロアを使って、大々的に展開していたのがEスポーツイベントとLANパーティイベントだ。巨大なトラックを模したPCや、中に蛍光ライトを組み込んだタワー式PCなどを持ち込んだ、約100人以上のゲーマーが集結。多くのプレイヤーが思い思いに飾り立てたパソコン(いわゆるデコパソ)で、自由に対戦プレイを楽しんでいた。

 Eスポーツイベントとしては、今年7月に開催されるEスポーツ大会「Electronic Sports World Cup (ESWC)」のオーストラリア地区の決勝戦が行われた。
 「ESWC」は1999年にフランスで始まったEスポーツ大会。いまや50か国が参加しているという大規模なイベントになっている。予選はそれぞれ各国で行われ、勝ち抜いたチームはフランスのExpo ParkでGrand Finalに挑戦することになる。賞金は、なんと50万米ドル。Grand Finalのスペクテイター(観衆)は3万人を超えるともいわれ、まさしくヨーロッパでも指折りの大規模Eスポーツ大会となっているのだ。

 さて、オーストラリア地区の決勝戦に残ったのはFunction Zero、xqR、Immunity、Stensgamingの4つのチーム。

 まず、Function Zeroはオーストラリアでも屈指のプロゲーマー集団として知られており、『Counter-Strike』や『Halo2』の大会でもその名をとどろかせている。CPL2002(Cyberathlete Professional League 2002)ではオーストラリア代表として出場したこともあるという。

 対する、xqRはシンガポールを本拠地とするチーム。

 そして、Immunityはオーストラリアのプロゲーマーチーム。これまでに160戦以上の勝利を収めており、その実力は折り紙付き。自らEスポーツイベントを主催するなどの影響力も持っている。

 最後に、Stensgamingもまた、オーストラリアを本拠地とする大規模なチームだ。

 対戦するゲームは『Counter-Strike 1.6』。それぞれそろいのユニフォームを着て、監督の指示のもと、緻密なチームプレイを繰り広げる。司会者は画面を見ながら解説し、その対戦画面はESWC Serverを通じて、世界へと配信されていた。

 ずらりと並んだパソコンに、そろいのユニフォームを着たメンバーが並び、歓声をあげながら、真剣にプレイをする。そして、それを見守る老若男女のギャラリーたち。オーストラリアにおけるEスポーツはなかなかの注目を浴びているようだ(もちろんオーストラリアンフットボールほどの人気ではないにせよ)。スタッフに聞いたところ、CPLのオーストラリア大会が2007年に開催されることが決定し、その予定にあわせて、数多くのプロゲーマーたちが腕を磨きつつあるという。今回の「Electronic Sports World Cup (ESWC)」を皮切りに、大きなEスポーツムーブメントがおきるのだろう、と語ってくれた。

 話は戻って「Electronic Sports World Cup (ESWC)」オーストラリア地区予選の最終戦に勝ち残ったのはkram, destro, coke, jackal, edisonが所属する Immunityと、myz, spitty, tegs, erikL, matrix が所属するxqR。だが、その決着はあっけなかった。なんと、Immunityの圧勝。2対0でフランスへの切符を手に入れたのだ。

 はたして彼らが「Electronic Sports World Cup (ESWC)」の本戦でどこまで活躍できるか――。オーストラリアのEスポーツの本領を発揮することを願うばかりだ。

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