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販売員といえど人間

服や靴など、買ってから、きついとか合わないの理由で結局使用しないというのは結構よくあることなのでしょうか?毎年何万円もそれで、損していますが、店員に騙されたと後で思うことが大概なのでかなり腹が立ちませんか?例えば「この靴(服)は細身ですがかなり伸びる生地を使っていますのでぴったりなんです」、とか、「これはフライス加工ですが普通のものと全く変わらないんですよ」とか「高いものでも安いものでも、一度雨が降ったら全部ぐしょぐしょですからかわんないですよ」とか嘘八百です。世の中には売れればなんでもいいと思っている店員が山の様にいて、嘘八百いう面をぶん殴ってやりたいと思いませんか?

 というちょっと過激な質問を Yahoo!知恵袋 で発見。例えにあげられているアドバイスは程度の問題であって、嘘八百ではないと思うのですが…。毎年、何万円もそれで損をするという質問者が特殊なのか、それだけ日本の接客レベルが低いのかはよくわかりませんが、ぶん殴りたいと憤るほどのことなのでしょうか…。革靴なんかはちょっときつめで合わせるのがセオリーですし、フライス加工のどこが普通のものと変わらないのか質問すると良かったのかもしれません。それでも販売員の地位が低く見られがちなので、こういう感想を持つのだろうな、と個人的には思いました。

 ベストアンサーを見てみると、この方も凄いですね。

決して職業差別をするわけではありませんが、そもそも服屋の店員なんて、バイト上がりか、ファッション系専門学校を出たものの、デザイナーやパタンナー、バイヤーになれるわけでもなく、かといってアパレル会社の本社にも就職できず…というようなアパレル社会での最下層のとても可哀想な方々ばかりですから、目くじら立てるのはお気の毒だと思っておきましょう。

アパレル社会での最下層というか、販売業務はキャリア初期の段階で従事する仕事です。必然的に商品知識や仕事の経験の浅い若手の販売員が多いのですが、当然、販売一筋のプロフェッショナルな販売員もいらっしゃいます。最下層、可哀想とかちょっと販売員を馬鹿にしすぎの気が。

 この方は職業差別をしていないとおっしゃっていますが、
どうせ、普段から頭を使うお仕事ではない方々ですから、当然ながらボキャブラリも乏しく


とヒドイ言いよう。
こうしたバカなトークを連発してりゃ「接客」になっていると思ってる時点で、この人たちは仕事に誇りもやりがいもないことは明白なわけで、まあ、料理人や美容師と違って、「店頭にあるものをとにかく捌く」という創造性の全くない仕事ですから、

販売員は接客だけではなく、ディスプレイを考えたり、店内の空間(空気)造りをするクリエイティブな一面もあります。

以前、夏前に百貨店のネクタイ売り場でライトブルーのネクタイを見ていたらオバさんの店員が寄ってきて「こういうお色目だとこれからの季節は涼しげでいいですよ〜」と言い始めました。なんだかその言い草が非常にカンに触ってしまい、つい「はあ〜!?」とわざとデカイ声を出しつつ、

この方は40歳手前だそうですが、とても大人の対応とは思えないと言うか、販売員をなんだと思っているのだろう…。寒色系のネクタイは涼しげに見える、と勧めただけで、怒られてはたまりません。

優し〜くコテンパにやっつけてやります。

とかもうね、エネミー扱いではないですか(笑)

 こういう人に是非、読んで欲しいのが「こういうお客さんはこまるな〜 」という雑感日記さんのこの記事。販売員の立場からの記事なんですが、「店員といえど、人間」ということを理解して欲しいとおっしゃっています。

 この本もオススメ。

ユナイテッドアローズ心に響くサービス - (著)丸木 伊参
UAの接客方針のお話を中心に、販売員の事情や顧客満足度の事が書いてあります。個人的に印象に残った箇所を引用すると、

「商いやサービスは、クリエーションそのものである」<中略>顧客との会話や顧客のちょっとした、しぐさからニーズを引き出し、満足をクリエイトしていくのが真の商いであり、サービスであるという。これは「接客は創造である」とするルミネ社長花崎の考えと軌を一にするものである。」


UAだけではなく、ルミネとかたくさんの企業が顧客満足度を重視するようになってきているようです。販売員は「作業」とか「頭を使うお仕事ではない」とか、そういう認識は恥ずかしい時代になってくるかもしれませんよ。

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