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【独女通信】女性専用カフェ「スウィートトリップ」にみる、女性が女性に癒されたい心理

【独女通信】女性専用カフェ「スウィートトリップ」にみる、女性が女性に癒されたい心理
 今年の初旬、女性専用のメイド(のようなウェイトレスさんがいる)カフェがオープンし、大人気らしいという情報を入手した。そこで感じたのは「男性だけではなく女性もメイドに惹かれる気持ちがあるのだろうか?」という疑問。
ということで女性からみて、女性専用メイドカフェの魅力がどこにあるか探るべく、「乙女のティールーム スウィートトリップ」に足を運んでみたのである。

まず扉を開けると「いらっしゃいませ」ではなく、「ごきげんよう」というお出迎え。そこにはメイドのような格好をした通称“ぴよちゃん”(“うちのヒヨコたち”という由来からそう呼ばれているそう)が微笑んでおり「お姉さまは1名様でよろしいですか?」「本日の日替わりスウィーツはクレームブリュレでございます」と等々、カンペキな尊敬語と謙譲語で接客をしてくれるのである。ちなみに女性客の通称は「お姉さま」だ。

その空間にしばらくいると、心地いいかもしれない”という妙な感覚に。レトロ感タップリの洋館をイメージした店内、BGMのクラシック、おいしいお茶とデザート、そして女性しか存在しない安心感……。ちなみにぴよちゃん達は接客時だけではなく業務会話中でも言葉使いは変わらない。それくらいそこはカンペキな物語の中のような異空間に仕上がっており、現実の煩わしさを一切感じさせないのである。そういう意味で完全に非日常の世界を提供してくれているこの感覚は、「ディズニーランドに似ているな」という気もした。ぴよちゃんはディズニーランドでいうところの“キャスト”。コスチュームもそういえばよく似ている。

しかしなぜこのようなお店が誕生したのだろうか?
オーナーのとりいまいこさんによると、「自分がOLとして働いていた時期、『今日も1日お疲れ様です』と女性が話を聞いてくれるお店があったらいいなとを思っていた」というのが、オープンのキッカケだったという。実際、私が訪れたときも一人の女性客がぴよちゃんと話し込んでおり、女性には確かにそういった需要もあるのかもしれないなと感じた。しかし、私のような新規客がいきなりカウンターに座って仕事のグチを語るいうのはなんというか……ちょっと勇気がいる。

 そのあたりの事情についてとりいさんはこう語る。「実はお店に来てくれたお客様とぴよちゃんだけが参加できるSNSがあるんですよ。そこで悩みを打ち明けたりしてできるから、お店でも打ち解けやすいんです」なるほど。確かにお店以外のそういったコミュニケーションの場があれば、悩みを打ち明けるのもそう難しくなさそうだし、ぴよちゃんに親近感がさらにわきそう。

ちなみに「女性を癒すことで気をつけていること」としてとりいさんは「美しい言葉遣いで普通にお話ができること」と断言。「ギャル語のような言葉に女の人はすごく不快感を持ちます」ということだが、確かにそれは分かる気がする。さらに「女性専用車両って居心地がいいじゃないですか。そう考えると女性同士に居心地の良さを感じるのは普通のことだと思います」(とりいさん)

確かに男性よりも女性同士で旅行行ったり飲みに行ったりするほうが楽しいという感覚は、独女にもありがちなように思う。それが究極の“物語”となって現実を忘れさせてくれるのがこの「乙女のティールーム スウィートトリップ」なのだろうか。(高山 恵)

■関連リンク
乙女のティールーム スウィートトリップ
東京都千代田区外神田5-6-4 メトロビル1階 TEL/FAX:03-6380-9540
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