左からlivedoorネットアニメ 辻氏、ファンワークス 高山氏、サクセス 吉成氏、ライブドア 出澤氏

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ライブドアとファンワークスは2007年3月22日(木)、有明の東京ビッグサイトで開催される世界最大級のアニメ総合見本市「東京国際アニメフェア2007」の特設会場において、「やわらか戦車史上最大の作戦」と題した記者発表会を行った。

「やわらか戦車」は、クリエイターのラレコ氏が1人で制作、音楽、声の出演を行い、インターネット上で公開したFLASHアニメーション。2005年12月よりlivedoorのネットアニメサイト「ネトアニ」で配信されて以来、"後ろ向きで、ひたすらかわいい脱力系"キャラクターが注目を集めた。ブログや口コミで爆発的に人気と知名度を広げ、アニメ、WEBサイト、デジタルコンテンツなどで様々な賞を受賞し、20社100アイテム以上もの関連商品が発売された。現在も快進撃を続ける「話題のキャラクターアニメ」となっている。

今回の発表会で注目したいのは、ラレコ氏によるアニメ「くわがたツマミ」がlivedoor ネトアニに加わることだ。「くわがたツマミ」は、パパが昆虫(くわがた)でママが人間という娘のツマミが主人公のホームコメディアニメ。シュールな設定と背景ながら、どこか懐かしく暖かさを感じさせる世界が大きな魅力となっている。

発表会では、「くわがたツマミ」公式キャラクターファンサイトを運営する、株式会社サクセス 吉成 隆杜氏と、ポータルサイトlivedoorを運営する株式会社ライブドア 上級執行役員 出澤 剛氏が登場するサプライズもあった。

株式会社サクセスの吉成氏は、「やわらか戦車は、日本を超えて世界的に有名なキャラクターになっていくと思います。同時に、くわがたツマミも日本のみならず、世界的なキャラクターになると思います。サブカルチャーという言葉が使われているが、サブが抜けたカルチャーのひとつとして、ますます発展していくコンテンツだと思っています」と、キャラクタービジネスがカルチャーとなる可能性を述べた。

株式会社ライブドアの出澤氏は、「ライブドアは、去年いろいろとお騒がせしましたが、今年の4月からネットに特化した新会社となります。そこで、くわがたツマミとやわらか戦車がフラグシップとして活躍してくれると期待しています。どうぞ、よろしくお願いします」と、今後の展望を述べた。

ポータルサイトlivedoorは、「やわらか戦車」と「くわがたツマミ」の連合軍を記念して、本日よりlivedoorトップページのロゴアニメーションジャックやエキストラボタンのジャックなど、様々な部分で同キャラクターを掲載する。ネトアニでは、「くわがたツマミの特設ページ」および「やわらか戦車」と「くわがたツマミ」がコラボする特別FLASH映像を公開。「くわがたツマミ」のこれまでに公開された全45話を加え、ダウンロード壁紙など多彩なコンテンツ内容となっている。今後、作者であるラレコ氏が制作する「やわらか戦車」と「くわがたツマミ」の2大キャラクターが連合を組むことにより、立体感のあるプロモーションを順次展開していくとしている。

なお、3月24日(土)・25日(日)の2日間は、一般の人が来場できるパブリックデーとなっている。株式会社ライブドアと株式会社ファンワークス、中京テレビ放送株式会社では、共同でブース(東1・2・3ホール G-23ブース)を出展し、「livedoorネットアニメ」、「livedoorデイリー4コマ」、クリエイター発掘支援情報番組中京テレビ「ウキ→ビジュ」、「やわらか戦車」、「暗黒キャット」、「スーパーチャンプル」、「HANOKA」、「男女(太郎)」など、株式会社ファンワークスが手掛けたプロジェクトが一堂に会するとしている。

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編集部:関口 哲司
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