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松岡大臣様、「法」を無視しないで下さい!

【PJ 2007年03月20日】− 法律をつくる立法府の国会議員でもある大臣に、申し上げるべきことではないかも知れませんが、一言申し上げます。

 政治資金規正法に基づく報告はしている、とおっしゃることは良くわかりました。しかし、それは「法律」であります。世の中には、社会には、法律も含めた「法」がございます。道徳、慣習、条理などに照らして、大臣の行為は、本当に正しいと言い切れるのでしょうか?

 「法」は正義のためにある筈です。そして、法の元にある人間は、基本的に大人であるとされています。法律の議論は、常に冷静な大人の論理が大切とされ、子どもじみた議論は通用しないと考えます。だだ、法律に従った報告をしているから問題ないとされる大臣の答弁は、余りにも低次元だと思わざるを得ません。

 それは、大臣が「法」を無視されているからです。「法律」は完璧ではありません。人間がつくり、その時の最低レベルの道徳や倫理を反映したもので、時代とともに古くなっていくのが当然な不完全なものです。その「法律」の条文のみにこだわり、「法」としての常識を考えられないということは、「法」を無視しているとしか思われないのです。つまりは、人としての倫理に悖ると言ってもよいのではないでしょうか?大臣に「法」を説くことは、「釈迦に説法」かも知れません。しかし、「正直者が馬鹿を見る」ような世の中にはして頂きたくないのです。

 決められた報告のみをするということがよいかどうかの判断を問われる問題が起っています。原子炉の制御棒の脱落事故、臨界状態までいった北陸電力の報告がなかったというのは大問題ですが、東北電力や中部電力の原発でも、同様に制御棒の脱落事故が過去に於いて発生し、そのトラブルは国に対しての報告が義務付けられていないため、公表していなかったということです。原発のトラブルは、やはり「法律」がどうであれ、「法」としての倫理面からも素早い公表が必要ではありませんか?「安心」「安全」「信頼」のためにはそれが一番大切なことなのです。

 松岡大臣、「安心」「安全」に関わりないから問題ないという訳ではありません。政治には「信頼」が一番必要なことではないでしょうか。「信頼」できない政治は、国民にとって悲劇でしかありません。その「信頼」はどうやって生まれるのでしょう。人間としての良心や良識そして倫理観が重要な役割をします。それが「法」です。昔、おばあちゃんに「ウソをついたら地獄で閻魔さまに舌を抜かれるよ」と諭された思い出があります。大臣がウソをついているとは、申しません。決められた報告はきちんとされているのですから。

 しかし、いまひとつ納得できないのは、それが、光熱水費であり無料の議員会館での使用であることなのです。やはり、誰にでもきちんとわかる説明をされて当然でしょう。1年で500万円近い光熱水費は、一般国民の年収で考えると上位にあたる金額です。庶民感覚と余りにかけ離れた感覚であるとしか言えないのです。光熱水費は、庶民生活ではその生活を切り詰めるためには、電気代・ガス代・水道代として、節約する項目であり、その節約により月々の家計に寄与することが目に見えるものであります。
 
 松岡大臣、早急にその内容の説明責任を果たされんことを心よりお願い申し上げます。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 鈴木 修司【 愛知県 】
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