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【独女通信】元バンギャルはどんな大人になったのか
2007年03月18日20時00分 / 提供:独女通信
SHAZNAや筋肉少女帯、D'ERLANGER(デランジェ)などといった80年代後半から90年代にかけて一世を風靡したヴィジュアル系バンドの復活がここに来て続いているとか。独特のファッションや過激な追っかけぶりが話題になったかつてのファンたちも、今や立派な独女世代。彼女たちが「あの頃」を経てどんな大人になったのか気になりませんか? そしてこの次々復活が続く状況を、大人になった彼女たちはどう受け止めているのだろうか。六本木ヒルズ38階に元バンギャルの面々にお集まりいただき、熱い思いを語ってもらった。
----突然ですが、皆さんが*バンギャルから「足を洗った」のはいつ頃ですか?
(*バンギャルとはヴィジュアル系バンドのファンの総称)
優子 足を洗ってはいないと思います(笑)。今もまだ好きなバンドのライブに行ったりするし。ただ、学校を卒業して仕事をするようになってからは、どうしても以前のように自由にライブに通ったりということはしづらくなりましたね。
歩 私も最近はバンドから離れて宝塚に行きつつあるけど、それでもまだたまに通いますね。最近は仕事でも立場が上のほうになってきて、休みたい日にうまく休めるようになりましたけど、昔は地方のライブに行って朝いちの新幹線で帰ってきて、そのまま仕事なんてこともありました。
由紀 私も今の仕事を考えると、完全に洗ったとは言えないかも。芸術系の研究をしているんですけど、もともとそういう方面に興味を持ったって、ヴィジュアル系の歌詞とか世界観からなんですよね。それをもっと知りたい、極めたいと思ったら、いつの間にか研究員になっていました。
----みんなまともな大人になっていたんですね!(失礼)由紀さんに関してはバンギャル経験を生かせているわけだし。てっきりリストカットとか睡眠薬とか、もっとそんなものにまみれた人生になっているのではないかと……
由紀 そういうのって若い頃のアイデンティティだったり、ステータスだったりに過ぎないですからね。周りと違って繊細な私、みたいな。
優子 中にはそういう人もいますよ。もう30過ぎてるのにいまだに中身が10代のままの人。心療内科に通ってて薬をこれだけもらってるってことを言いふらしてたり、定職のない元バンドマンつかまえて喜んでたりとか。でもそういう人に言わせてみれば、私たちは負け組らしいんですけどね。昔、ごく普通の仕事をしている元彼を紹介したときに「そんな彼氏で本当にいいの?」って本人の目の前で言われました。その人たちにとっての勝ち組像は、バンドマンと結婚して、子供を生んでってことらしいから……。
由紀 10代の頃はそういうのもいいなって思っていたけど、さすがに大人になっていろいろ知っちゃうと、夢ばっかり追っていられなくなりますよね(笑)。
----そんなゆめゆめしかった時代を思い起こさせるバンドの復活が続いているようですが、やっぱり参加したいと思いますか?
歩 やっぱり行きたいですよね。でも10代の頃の楽しみ方とは違う楽しみ方になりそうだけど。
優子 バンドや音楽を楽しむっていうよりも、思春期のときに打ち込んでいたときのときめきを追い求めるって感じ。あのドキドキをもう一度、みたいな。メンバーたちもさすがに年をとってはいるけど……
----それは気にならない?
由紀 昔はステージにいる人を見て楽しんでいただけだったけど、今はその雰囲気にひたりに行く場になっている感じだから、それほど気にはならないかな。
優子 当時のキラキラした思い出を追いかけているので、まぶしくてシワとか見えなくなるんです(笑)。あと私の場合は、当時子供で、地方にいて行けなかったバンドのライブに大人になって行ってやったんだ! っていうリベンジ的な意味もある。
----楽しみ方がすっかり変わっているんですね。今のヴィジュアル系のライブに昔みたいに行こうとは思わない?
優子 ないですね。ファンの子たちのノリ方が変わってきて、ついていけないっていうのもあるし。
由紀 昔ほど強烈なインパクトのあるバンドがないんですよね。それこそヴィジュアル系が出てきた当初は、あんなことしている人たちは誰もいなかったからすごい衝撃だったけど、今の子たちはそれを見て育って真似をしているわけで、どうしても飛び抜けた存在が出てこない。
----じゃあ、もう今さらヴィジュアル系には戻らない、と。
歩 ってこともないと思いますよ。でも、見方や楽しみ方は変わるでしょうけど。
由紀 昔、マリス・ミゼルのライブで、初期のXJAPANから入った20代後半から30代前半ぐらいのお姉さんたちが、2階席でここはオペラ座? っていうようなドレスを着て、扇を持って優雅にライブを観ていたんです。10代の頃はこれが大人の楽しみ方なんだなぁって思って。次にもしも何かハマることがあったら、そういう今までとは違うやり方で楽しむと思いますね。(早川 舞)
■ 出席者プロフィール
優子(27歳)IT関係。好きなバンドはマリス・ミゼルとプラスティック・トゥリー。かつては地方の実家からライブのたびに遠征していた。
由紀(28歳)大学で芸術関係の研究員をしている。ラルク・アン・シエルが好きでライブではコスプレをしていた。
歩(32歳)マスコミ関係。かつてはこのメンバーのお姉さん的存在だった。メンバーの中で唯一80年代後半の初期ヴィジュアル系もカバーしている。
----突然ですが、皆さんが*バンギャルから「足を洗った」のはいつ頃ですか?
(*バンギャルとはヴィジュアル系バンドのファンの総称)
優子 足を洗ってはいないと思います(笑)。今もまだ好きなバンドのライブに行ったりするし。ただ、学校を卒業して仕事をするようになってからは、どうしても以前のように自由にライブに通ったりということはしづらくなりましたね。
歩 私も最近はバンドから離れて宝塚に行きつつあるけど、それでもまだたまに通いますね。最近は仕事でも立場が上のほうになってきて、休みたい日にうまく休めるようになりましたけど、昔は地方のライブに行って朝いちの新幹線で帰ってきて、そのまま仕事なんてこともありました。
由紀 私も今の仕事を考えると、完全に洗ったとは言えないかも。芸術系の研究をしているんですけど、もともとそういう方面に興味を持ったって、ヴィジュアル系の歌詞とか世界観からなんですよね。それをもっと知りたい、極めたいと思ったら、いつの間にか研究員になっていました。
----みんなまともな大人になっていたんですね!(失礼)由紀さんに関してはバンギャル経験を生かせているわけだし。てっきりリストカットとか睡眠薬とか、もっとそんなものにまみれた人生になっているのではないかと……
由紀 そういうのって若い頃のアイデンティティだったり、ステータスだったりに過ぎないですからね。周りと違って繊細な私、みたいな。
優子 中にはそういう人もいますよ。もう30過ぎてるのにいまだに中身が10代のままの人。心療内科に通ってて薬をこれだけもらってるってことを言いふらしてたり、定職のない元バンドマンつかまえて喜んでたりとか。でもそういう人に言わせてみれば、私たちは負け組らしいんですけどね。昔、ごく普通の仕事をしている元彼を紹介したときに「そんな彼氏で本当にいいの?」って本人の目の前で言われました。その人たちにとっての勝ち組像は、バンドマンと結婚して、子供を生んでってことらしいから……。
由紀 10代の頃はそういうのもいいなって思っていたけど、さすがに大人になっていろいろ知っちゃうと、夢ばっかり追っていられなくなりますよね(笑)。
----そんなゆめゆめしかった時代を思い起こさせるバンドの復活が続いているようですが、やっぱり参加したいと思いますか?
歩 やっぱり行きたいですよね。でも10代の頃の楽しみ方とは違う楽しみ方になりそうだけど。
優子 バンドや音楽を楽しむっていうよりも、思春期のときに打ち込んでいたときのときめきを追い求めるって感じ。あのドキドキをもう一度、みたいな。メンバーたちもさすがに年をとってはいるけど……
----それは気にならない?
由紀 昔はステージにいる人を見て楽しんでいただけだったけど、今はその雰囲気にひたりに行く場になっている感じだから、それほど気にはならないかな。
優子 当時のキラキラした思い出を追いかけているので、まぶしくてシワとか見えなくなるんです(笑)。あと私の場合は、当時子供で、地方にいて行けなかったバンドのライブに大人になって行ってやったんだ! っていうリベンジ的な意味もある。
----楽しみ方がすっかり変わっているんですね。今のヴィジュアル系のライブに昔みたいに行こうとは思わない?
優子 ないですね。ファンの子たちのノリ方が変わってきて、ついていけないっていうのもあるし。
由紀 昔ほど強烈なインパクトのあるバンドがないんですよね。それこそヴィジュアル系が出てきた当初は、あんなことしている人たちは誰もいなかったからすごい衝撃だったけど、今の子たちはそれを見て育って真似をしているわけで、どうしても飛び抜けた存在が出てこない。
----じゃあ、もう今さらヴィジュアル系には戻らない、と。
歩 ってこともないと思いますよ。でも、見方や楽しみ方は変わるでしょうけど。
由紀 昔、マリス・ミゼルのライブで、初期のXJAPANから入った20代後半から30代前半ぐらいのお姉さんたちが、2階席でここはオペラ座? っていうようなドレスを着て、扇を持って優雅にライブを観ていたんです。10代の頃はこれが大人の楽しみ方なんだなぁって思って。次にもしも何かハマることがあったら、そういう今までとは違うやり方で楽しむと思いますね。(早川 舞)
■ 出席者プロフィール
優子(27歳)IT関係。好きなバンドはマリス・ミゼルとプラスティック・トゥリー。かつては地方の実家からライブのたびに遠征していた。
由紀(28歳)大学で芸術関係の研究員をしている。ラルク・アン・シエルが好きでライブではコスプレをしていた。
歩(32歳)マスコミ関係。かつてはこのメンバーのお姉さん的存在だった。メンバーの中で唯一80年代後半の初期ヴィジュアル系もカバーしている。
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