「13/ザメッティ」13人同時ロシアンルーレットに驚愕

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世界55カ国で公開、前代未聞の「輪になって行われる13人同時ロシアンルーレット」にハリウッドも震撼!

銭湯にみんなで入って前の人の背中を流しあいましょう!ほのぼのとしていいですー…。
しかしこれが背中にタオルじゃなく、後頭部に鉄砲だったら!
13人の男が輪になり、中央に吊り下げられたランプが点くと同時に引き金を引く、というロシアン・ルーレットのシーンは必見!
撮影開始前、シナリオの段階では資金が集まらず、自己資金で撮影したという、そのロシアン・ルーレットのシーンを観た映画会社は満場一致で出資を決めたという。映画が完成すると、熱狂はすぐに世界中に広がっていった。2005年のヴェネチア国際映画祭で最優秀新人監督賞、2006年にはヨーロッパ映画祭ディスカバリー賞、サンダンス映画祭審査員大賞と次々に受賞し、今後が最も期待される監督として、ゲラ・バブルアニの名は瞬く間に世界に知れ渡った。
本作がデビュー作となるゲラ・バブルアニ監督のもとにはブラッド・ピットをはじめ、ハリウッドから47のリメイクオファーが舞い込んだ。2008年の公開を目指して進んでいるそのリメイクの主役にはレオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、ヒース・レジャー、ホアキン・フェニックスらが名乗りをあげているという…。
本作をご覧になる皆様のための豆知識。『13/ザメッティ』に出てくる人たちの顔がどれもすごい顔で面白い。町ですれ違ったら思わず振り向いてしまう、という人ばかり。例えばそのインパクトはCX「松本人志の働くおっさん劇場」のおっさん達に勝るとも劣らない。そんな男たちが集まって繰り広げられるロシアン・ルーレットのシーンをぜひお楽しみに。

■ストーリー
セバスチャンは、屋根修理の仕事で得るわずかな収入で家族と共に暮らす、グルジア移民の若者。ある日、修理に訪れた家で偶然、家主宛の謎の封筒を手にする。その中には、パリ行きの列車のチケットが。そして、次々と現れる〈13〉という数字に誘われ、暗い森の奥にたどり着く。そこで彼が目撃したものは黒い欲望渦巻く闇のゲームだった。
ナンバー〈13〉を与えられたセバスチャンは、13人のプレイヤーに大金を賭けた集団ロシアン・ルーレットでその生死を競わせる、悪夢の世界へと否応なしに引きずり込まれていく…。

○キャスト:ギオルギ・バブルアニ、オーレリアン・ルコワン、パスカル・ボンガール
○スタッフ:ゲラ・バブルアニ(製作・監督・脚本)
○オフィシャルサイト:http://www.13movie.jp
○配給:エイベックス・エンタテインメント+ロングライド
○公開日:4月7日(土)シネセゾン渋谷他全国順次ロードショー

ライスタウンカンパニー すずき 男性 30代
好きな映画のジャンル:コメディ
思い出に残る映画:黒い罠
一言:でかいスクリーンで体験するロシアン・ルーレットシーンはほんとに映画館でしか味わえないですよ。ていうか映画館以外で味わいたくないですが。