最後は近藤のラリアット。SUWAは真正面から喰らい、3カウントを聞いた

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3月11日（日）後楽園ホールで行われたソウルコネクション主催、SUWA引退試合『SUWA FINAL』。

メインイベント、SUWA引退試合。当日まで伏せられていた引退試合の相手は近藤修司だった。大量の紙テープが飛び交う中で、ゴングと同時に奇襲を仕掛けたSUWA。しかし、すぐさまタックルで近藤がSUWAを吹き飛ばす。

チョップ合戦では、不意打ちの急所蹴り。顔面を踏付け、スパインバスターからキャメルクラッチに捕らえては「Ask him」と叫び、和田レフェリーに「（近藤にギブアップかどうか）聞け！」と怒鳴りつけるSUWA。普段となんら変わらないファイトを繰り広げる。

対する近藤はラリアットでSUWAを場外へと吹き飛ばすと、場外でブレンバスター。ダメージを負ったSUWAは観戦していたノアの橋誠にちょっかいを出しながらも、リングに帰還。リングへ戻ると、近藤が強烈なラリアットを連発。負けじとSUWAはフライングエルボーで近藤をリング下に落とし、華麗にトペ・スイシーダで舞う。

終盤にはSUWAのジョン・ウーに、近藤がランサルセ、SUWAがバックドロップ、近藤がザ・オリジナルと目まぐるしく攻守が入れ替わり、張り手合戦から、SUWAが満を辞してジョン・ウーからFFFへ。これを返した近藤が、15分経過と共にキングコングラリアット。2発目を喰らっても、すぐ立ち上がったSUWAだったが3発目を返すことができず、真正面からラリアットを喰らって“受けの名手”の異名そのままに後方へと吹き飛んだ。

試合後、近藤と抱き合い健闘を称えるSUWA。「本日はご来場、ありがとうございました。今日から新たなステップ。私の更なる夢を目指して頑張っていきますので、何かご縁がありましたら宜しくお願い致します。今日はありがとうございました」と挨拶した。

続く引退セレモニーでは、ノアのKENTA、秋山準、永源遥にアニマル浜口、ウルティモ・ドラゴンらが花束を渡すと、近藤、brother、TARUに丸藤正道、石森太二らがリングに勢揃い。SUWAを胴上げし、記念撮影を行った。

シンプルながらも、多くのレスラー仲間にファンが集う感動溢れる引退式となったこの日。万雷の拍手に包まれ、SUWAは何度も笑顔をみせた。

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