CIMA、SUWA、フジイ、TARU。SUWAの引退興行で伝説のユニット『C-MAX』の4人が再び揃った

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3月11日(日)後楽園ホールで行われたソウルコネクション主催、SUWA引退試合『SUWA FINAL』。

オープニングでいきなり試合コスチューム姿で登場したSUWAは、マイクを持つと「来てんだったら出て来い!」と絶叫。すると反対側のコーナーから、かつて一世を風靡した伝説のユニット、C-MAX(クレイジーマックス)の盟友、ドラゴンゲートのCIMAとドン・フジイが、また反対側のコーナーからTARUが現れた。

CIMA、フジイの登場で蜂の巣を突いたような騒ぎとなった場内に、リングアナが「本日の第一試合・・・」といきなりコールを始めたため、その盛り上がりは早くもピークに。『SUWA FINAL』第1試合(5分1本勝負)でSUWA vs CIMAが実現した。

試合は、手探りからロープワークを挟んで、SUWAがバックブリーカーで先制。序盤からジョン・ウーを狙うもこれはCIMAがかわす。CIMAはヴィーナス→アイコノクラズム→マッドスプラッシュと繋ぐがSUWAが膝を立てて防ぐ。

残り1分、SUWAは再びジョン・ウーを狙い必殺のFFFへ。これを未然に防いだCIMAが反撃。トラースキックからシュバインを放つも決まらず。最後は両者エルボー、張り手を打ち合い、最後は時間切れ引き分けとなった。

試合後、静かにリングから降りた両者に、リングソウル(ソウルコネクション)藤永代表が「4人揃ったところを見たいよな?」とファンに訴えた。

大歓声の中、渋々リングへ引き返す4人だったが、「今日は俺のためにきてくれてありがとうございます」とCIMAとフジイに深く頭を下げたSUWAに、CIMAは「心から言わせてもらうわ、10年間お疲れさん」と労い、フジイは「お前と俺はメキシコでデビュー戦やったよな?俺はお前の最後を見届けたかったんだよ」と粋なメッセージを送り、一枚の写真に納まった。

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