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「月」に感動する週6日塾通いの小学生

「月」に感動する週6日塾通いの小学生
小学生の彼が夢中になって月を眺めた小型望遠鏡。クレジットカードのポイントでもらったそうだが、これでも十分星空を観察できる。(撮影:堀口剛)
【PJ 2007年03月10日】− 埼玉県新座市に住む、とある小学5年生の男の子は、志望校の立教新座中学校を目指して大手有名進学塾に通いながら猛勉強をしている。先日彼は、最近の塾のテストで良い成績を収めたために、1つ上のレベルのクラスに上がることができた。立教レベルに合格するためには、このクラスに上がらないと、それなりのレベルの勉強ができない、とのことである。まずは合格へ第一歩を踏み出した、そしてこれからが勝負といった感じだろうか。そんな彼が、意外なことに夢中になったのだ。

 彼は今年の4月から小学6年生になる。塾ではもうすでに小学6年生のコースが始まっているのだが、なんと塾通いは週6日だそうで、なかなかハードな生活を送っているそうである。塾ではレギュラーの授業に加えて特別講座が実施され、日曜日は毎週テスト、と盛りだくさんのメニューをこなさなければならない。彼曰わく「勉強は嫌いだけど、立教に行きたいから」ということで、毎日塾へ通い嫌いな勉強も頑張っている。

 その彼がある日、PJ堀口にふとこのようなことを言った。「望遠鏡で一緒に月を見ようよ」。彼の家にある小型望遠鏡で一緒にベランダに出て月を観察した。暖冬とはいえ、日が沈むとさすがに寒い。そのような中、彼はコンクリートのベランダの上に寝転び、上着も着ずに夢中に望遠鏡を覗いている。その日の夜空には満月が明るく浮かんでいたが、月にピントが合った瞬間、「見えた!」と大きく叫んだ。「すげー」と言いながら、くっきり見えた月の表面にとても感動していた。

 PJはそんな彼の姿にホッとした。毎日勉強に追われている小学生でも、まだ“好奇心の目”があったのだ。以前、『大学合格者の女子高生に紙飛行機の授業を実施』という記事を書かせて頂いたが、実験や観察が面白いと思うことは人間本来の性質なのではないだろうか。目標校に合格するためには塾通いも必要であるし、たくさん勉強することはとても良いことだ。だが、それだけで終わって欲しくない。要はバランスだ。望遠鏡で月を観て感動する、そんな気持ちも忘れないで欲しい。【了】

■関連情報
記者ブログ:堀口剛のライブドアPJ パブリックジャーナリスト宣言

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 堀口 剛【 埼玉県 】
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