【女の転職】“子供は母の手で…”という3歳児神話は本当?
育児との両立を応援する企業特集

弊社で行ったアンケートでは「結婚はともかく、育児と仕事の両立は大変すぎる」という切実なコメントが数多く寄せられた。しかし解決への道はあるはず。理想を実現するためのアドバイスを2人のワーキングマザーに聞いた。

小さい子を保健所に預けて母親が働くのはかわいそうで(通信/29歳)

専業主婦の母親に育てられたこの世代が“子供は母の手で…”という3歳児神話を信じるのは当然だ。しかし本当に働くのは母親失格なのだろうか?

「母親だけが育児をするのは、むしろ長い歴史のなかでは異例のこと。核家族化が進む前は、子育ては大家族や地域社会の中で行われていました。もちろん子供は可愛いですから、一緒にいられるなら楽しみたい。ただ、密着だけが愛情ではありません。子供はいろんな人から愛情が与えられてもいいのでは」(三宮さん)

保育園に預けるのは子供がかわいそうという認識も問題かもしれない。

「私は1人目の子が幼稚園、2人目は保育園です。保育園の子がかわいそうだなんてとんでもない。手作りのおやつや、季節感のある行事に感謝する毎日ですから」(氏家さん)

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※3歳児神話「子供が3歳になるまでは母親が育てなければ、成長に悪い影響を及ぼす」というこの考えを、1998年、厚生省(現在の厚生労働省)は「合理的根拠がない」と厚生白書で否定。しかし、一度根付いてしまった“子育ては母の手でなければダメ”という認識は、日本の社会に浸透したままの状態が続いている。
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周りの働く母親を見ているとやはり職場に迷惑をかけそう(住宅・不動産/29歳)

育児と仕事の両立を支援する制度の充実が叫ばれる一方で、同じく必要なものがある。現場の意識だ。

「会社員だった頃、子供の熱で急に休んだ同僚を責めるムードになったとき、『社会の宝になる子供を育てている人を皆で支えないでどうするの?』と諭した独身の先輩がいました。そのとき、もし自分も独身を貫くなら、彼女みたいになろうって思いました。まずは自分が身近な働く母親を応援することから始めて、職場の雰囲気を変えていくことも大切では?」(三宮さん)

とはいえ、自分の立場になると気を使いそうだが…。

「残業せずに帰るのは本当に辛いかもしれません。でもその後に出会える子供の可愛さといったら、たまりません(笑)。気苦労も吹っ飛びますよ」(氏家さん)
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