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【K-1】バダ・ハリに左手骨折の可能性も「藤本を破りベルトを持ち帰る」

【K-1】バダ・ハリに左手骨折の可能性も「藤本を破りベルトを持ち帰る」
左手に包帯を巻いて現れたハリ。王座決定戦は回復次第に。
 3月5日(月)都内ホテルにて、昨日横浜アリーナで開催されたFEG/フジテレビ主催『K-1 WORLD GP 2007 IN YOKOHAMA』の一夜明け会見が行われた。会見には初代スーパーヘビー級チャンピオンになったセーム・シュルト(オランダ/ゴールデン・グローリー)、ヘビー級王座決定戦への出場権を手に入れた藤本祐介(日本/MONSTER FACTORY)とバダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)、そして谷川貞治イベントプロデューサー(以下EP)が出席している。

 ルスラン・カラエフとのK-1史上に残る名勝負を逆転KOで制したハリは、左手に包帯を巻いて現れた。「拳を痛めてしまった。実は試合前の練習から痛みを感じていたので、どうやって闘うかトレーナーとも相談したりしていたんだ。今回からルールが変わってテーピングが厳しくなったので、痛みを堪えて試合をしたよ」と打ち明け、「現時点で骨折しているかどうかは分からない。これから病院へ行ってレントゲンをとりに行く。ハワイで試合をやりたいので骨折じゃないことを祈っている」と、まだ詳しい診断結果が出ていないと語った。

「昨日の試合は自分でもよくやったと思う。モチベーションはいつもの2倍あった。ひとつは前回ルスランと納得のいかない状態で終わってしまったことの決着戦、ふたつめはタイトル戦の出場権が得られるということ。素晴らしい試合をした藤本と闘えるのは嬉しいが、お互いにベルトへ一歩進んだだけでまだベルトは手にしていない。必ず俺がベルトを手にしてオランダへ持って帰る」

 昨日の試合を振り返ると共に、初代ヘビー級王座獲得への強いモチベーションを語ったハリだが、もし骨折していれば、4月28日(土・現地時間)ハワイ・ブレイズデルセンターで開催される『K-1 WORLD GP 2007 IN HAWAII』での藤本との初代ヘビー級王座決定戦は延期されることになる。

「藤本は昨日の試合を見たところ非常に素晴らしい選手だ。いい試合をしたと思うし、ファイターにとって大切なことは勝つこと。勝った藤本は素晴らしい試合をした」と藤本を称えたハリだが、「しかし、細かく見ると突出している印象はない。練習をすれば勝てない相手じゃないね」と言い放った。

 一方の藤本は「武蔵さんを破ってベルトへ駒を進めることが出来ました。一度負けているし、僕の課題でもある武蔵さん越えが出来て喜んでいます。ヘビー級タイトルマッチへの挑戦権を得たことも嬉しく思っています。ぜひベルトを腰に巻きたいと思います」と昨日の試合を振り返り、王座奪取を誓う。

 ハリの印象は「昨日の試合はあまり見てませんが、スピードのある選手。ハイキックがあるし、ヒザも危ない。しっかり対策してタイトルマッチに臨みたいと思います」とかなり警戒している様子だった。

 また、野田貢(シルバーアックス)がシリル・アビディを、澤屋敷純一(チームドラゴン)がジェロム・レ・バンナを破って台頭してきたことについては、「いい選手が出てきた。僕がやられるとしたら彼らかな、と思う」と実力を認めながらも、「それはまだ先の話と思っている」と、まだまだ時代は譲らないつもりだ。
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