リヨン(オリンピック・リヨネ=OL)の新スタジアム建設計画が27日、リヨン市長より正式に発表された。レキップ紙などが報じている。

 OLが現在本拠地とするジェルラン・スタジアムは1920年に建設された市営の競技場で、収容人数は4万1000人。実力では欧州のビッククラブの仲間入りを果たしたOLだけに、5万5000〜6万人を収容する規模のスタジアムを必要としていた。

 新スタジアムは市の東部にある開発地区に建設され、完成は2010年7月を予定。建設費は2億5000万ユーロ(約390億円)に達する見通しだ。

 OLグループは資金調達のため、フランスのサッカークラブとしては初めて、株式上場に踏み切っている。またスタジアムのネーミング・ライツ(命名権)のスポンサー企業を募集し、15年間で1億ユーロ以上の収益を見込む。

 スタジアムには練習場が併設され、周辺にはホテル、ショッピングセンター、アトラクション施設なども建設される予定。リヨン市長とOLグループのオラス会長は、リヨン市東部の再開発を視野に入れた大規模な都市計画を描いている。

 ジェルラン・スタジアムは、リヨンのラグビーチーム(2部)が本拠地にする見通し。OLグループはラグビーチームの運営にも参加することを検討している模様だ。