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歩行者が遠慮して歩く日本は“美しい国”か?

2007年02月22日10時02分 / 提供:PJ

pj
今朝もまた人、自転車、車に細心の注意を払って仕事に出かけるのかと思うと気が重い。駅にたどりつくまで、どうしても交通量の激しい道を通らなければならないからだ。

 いつのころからか車は我が物顔で道をかけぬけ、自転車はライトもつけずに猛スピードで歩行者スレスレに走ってゆき、“あわや衝突か?!”とヒヤリとする瞬間がひんぱんに起こるようになった。道幅の狭いのは昔からのこと。以前はさほどストレスを感じないで歩けたはずなのに・・・と思っているのは私だけだろうか?

 みんな急いでいる朝夕はもちろんのこと、通勤通学の時間外でも“道がすいている”と見るや否や(特に直線道路の場合)いったい何キロ出しているのかと思うほどのスピードで疾走する車がよくある。また裏道で、本来なら車が入りそうもない幅の狭い道へも、表通りの混雑をさけた“賢い(?)”ドライバーが、道幅いっぱいの車体を無理やり進入させてくる。歩行者がやむを得ず、人の家の門前に身を寄せて車の通過をやりすごすが、通り過ぎた後、礼をする人はほとんどいない。

 その点、イタリアやフランスのドライバーはスマートだった。ご存知のようにむこうの歩行者は、信号が赤だろうと、自己責任において安全と判断すればどうどうと道を横断する。ひどいときは車の流れを止めてまで、ゆうゆうと横切る人たちもいる。すると車は、猛スピードで走っていても、ピタッと止まり、あくまで歩行者優先である。そのかわり歩行者のいない高速道路では、思いっきりスピードを出して走る。このメリハリがなんとも粋である。

 日本では警官が見ていなければ何でもあり、という感じだ。そもそも人しか歩けないような狭い道に車が入ってきたり、歩道のない道路を猛スピードで走ったりするのは車側のエゴでしかない。やむを得ない時は歩くスピードで走るべきだ。日本人のモラル向上が実現して初めて“美しい国日本”が生まれる。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 工藤 和江

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美しい国  自転車  ストレス  高速道路  
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