ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

[PR]開業費用ゼロ。アフラックで独立

動物虐待は、都市型のむごい犯罪がひそむ

2007年02月11日09時48分 / 提供:PJ

pj
毎日新聞によると、「大阪府摂津市の公園で、犬、猫、鳩、スズメなどが大量に死んでいた。何者かが毒物の飯粒を置き、鳥や猫が食べた可能性が高いとみて、警察は器物損壊容疑で捜査を行っている。小学校では『不審なものに手を触れない』『さくら公園に入らない』などと書いたプリントを全児童に配布。保護者にもメールで連絡した」。

 東京の各公園でも、動物の殺害が多発している。世田谷区内の動物虐待は目に余るものがある。PJニュースでも、野良猫の虐待は、惨殺な犯罪への道かで紹介した。今回の摂津市の事件から、松延さん(世田谷区在住、65)から、再度、動物の毒殺の実態についてくわしく話を聞いてみた。

 松延さんはかつて大手航空会社の運輸部門に勤務し、海外からの野生動物の空輸による搬送に携わってきた。動物の生態にはくわしい。リタイアした後は、都立砧(きぬた)公園を中心とした、動物愛護のボランティア活動に取り組む。他方で、地域猫(野良猫)に虐待行為なども数かず見ているのだ。

 02年4月、同区の仙川沿いの駐車場付近で、猫が一度に12匹も毒殺された。松延さんは目撃者のひとり。「猫が集団で自殺することはありませんからね。何者かによる毒殺です。手を施してあげることもできず、猫はすでに口から泡を吹いて死んでいました」と話す。

 翌03年2月6日、猫殺害との関連性は不明だが、まったく同じ場所で15歳の中学生がホームレスを殺害している。05年9月、同区大蔵団地内で保育園の縁石の上に、白い毒物が団子にして置かれていた。野良猫がそれを食べた。松延さんたちボランティアは、もがき苦しむ猫を病院に連れて行ったが、死んだ。翌10月にも猫2匹がおなじ手口で死んだ。

 ボランティアの人たちは、毒物を仕掛けた場所が保育園の縁石だったことに重大な関心を持った。「幼児が食べないまでも、手に触れたりすれば、殺傷の被害に及ぶ。ひとつ間違えば、テロ事件。毒物を路上に置くこと自体が違法行為だ」と地元警察の生活安全課に訴えた。

 「人間だけで手一杯、忙しい」と相手にしてくれなかった。「鑑識は人間だけで、動物の毒物検査までしない」とまでいわれてしまった。「毒物を幼児が食べて犠牲者がでないと、動かないのか」と不満を持った。マスコミがそれを報道すると、警察は動き出す。「なんで警察に最初から言わないんだ」と課長が言う。「言ったけど、動いてくれなかったじゃないですか」と言葉の応酬があったと語る。

 05年、06年には同区の都立公園で、殺虫剤や殺鼠剤入りの毒物による犬や猫、野鳥が殺される事件が急激に多発した。それが現在まで及ぶ。樹木の多い都立砧公園には「大タカ」が棲息する。鼠などを捕食する。保護動物の「ハクビシン」「狸」なども棲む。公園にしかれられた毒物で、それら貴重な動物が毒殺されてしまうおそれもあるのだ。

 ペット業界は一兆円産業だといわれる。世田谷にはペットショップが多い。住民は手軽に買える。子猫のうちは可愛いが、大人の猫になれば捨ててしまう。ひとつの事例が聞かされた。成城四丁目の豪邸で猫を飼っていながらも、大人になると、餌をやらずに餓死させた。家主は死骸を外に投げ出す。それを問えば、「うちの猫じゃあ、ありません」という。

 猫はわりに迷子になりやすい。帰ってこなければ、もう探さない。早々と諦める。真剣みがない。それを問えば、「猫が出て行った。逃がしたんじゃない」という。動物愛は見せ掛けで、自己中心で、人間の心が荒んでいると語っていた。

 都市型公園は、青少年の犯罪の温床になりやすい。公園に集まった少年が、地域猫を目の敵にする傾向がある。誰にも注意されず、親が見えないところで、捕まえた猫の頭を砕いたり、ナイフで尻尾を切ったり、猫の皮を剥がされたり、内臓を取り出したりする。

 孤独な老人が公園にやってきて猫を可愛がっていると、乗ってきた自転車に書かれた住所から、悪質な脅迫状を送りつける。猫から人間へと標的が変わりやすい。動物愛の欠如という領域を超え、ホームレスの襲撃や殺害につながる恐れがある。思春期に動物を殺す。『動物を殺す』行為はやがて『人を殺す』ことにつながりやすいそうだ。

 最近、特に多くなってきたのが残忍な殺人事件だ。それらを予防する意味合いからも、動物の無残な殺戮は許してはならない。強い処罰をもって臨むべきだ。【了】

■関連情報
記者HP:穂高健一ワールド
PJニュース.net
PJ募集中!

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一

関連ワード:
少年犯罪  動物虐待  集団自殺  警察  毎日新聞  
Ads by Google
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

関連ニュース:少年犯罪

PJニュースアクセスランキング

注目の情報
過払い金返還の無料弁護士相談!
消費者金融に払い過ぎた利息が取り返せる可能性があります
完済後もOK。返済中であれば取り立てを止めることができます
借金215万円がゼロになり、368万円戻ってきた事例も!!


弁護士相談24時間受付中

写真ニュース

「自分の子供との間に壁をつくってはいけない」と反省=みじめな「アル中」(その6) 昔とんぼの旅日記-イラン編(19) 宮崎県庁本館もブルーのライトアップで糖尿病予防を呼びかけ 紅葉で色づくも色悪く=広島・安芸の宮島
東武鉄道、最大の工場でビッグなイベントを開催 みちのく福島 紅葉便り(4) 写真は掛け算で考えていなくもない=背面液晶表示の使い方 秩父鉄道、創立110周年を迎える
「OTAふれあいフェスタ」ちびっ子まとい振りのど根性。初冬のカメラ散歩(5)=東京 コンソーシアム福岡・連続市民公開講座(その4)=東アジアの大気汚染と地球温暖化 「誰もが泳ぎたくなる川を」大阪・橋下知事、水都再生河川水質改善に意欲 ツカサネットよおまえもか! 11月末をもって一時休止の告知

特集

ケータイでニュースを見る
QRコード 行きの電車、帰りの電車で
livedoorニュースを読もう!
ケータイにメールを送る
livedoor サービス: