【ファンキー通信 ライフハック編】作家先生の働き方をマネすれば、僕も立派な人になれるかな?

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 先日書店で『「いつもの」朝を変える技術』(著/柴田英寿))という本を何気なく読んでいたのだが、その中に作家の角田光代さんの一日の過ごし方、働き方が詳細に紹介されていて、興味深く読んでしまった。角田さんみたいな立派な作家にはなれなさそうだけど、働き方をマネすれば僕も立派な作家に近づけるかもしれない! というわけで、さっそく実践してみました。

 朝6時半起床、ものすごく眠い。角田さんは朝が早い。普段昼過ぎまで寝ている僕はぼんやりした頭を抱えながら起き上がった。朝刊、テレビの星占いを見る、と角田さんの生活の完コピを目指す。角田さんの朝ごはんはパンと野菜ジュース。たくさん食べると眠くなるから、という理由らしい。なるほど、これは当たっているかも。朝7時半からさっそく仕事を開始。まだ眠い。売れっ子作家は大変だ。

 早く起きたおかげで確かにいつもよりはかどっている仕事。昼は自分の好きな料理をおなかいっぱい食べるそうだ。やった! 朝早くから働いていたので達成感がある。角田さんはきっといいものを食べている気がするが、僕は自分の好きな料理ということで近所の食堂で焼肉定食を食べた。ご飯がうまい。

 帰って午後の仕事へ。今度は午前より中だるみ。原稿がいっこうに進まない。角田さんは締め切りが近い順に原稿に取り掛かって、原稿に詰まったときは次の仕事に取り掛かる。仕上がったらまた戻ってくる、という仕事の進め方をするようだ。そこで僕もその作業を実践。これは確かに気が楽だ。夕方5時過ぎに終了。空が明るいうちに仕事を終わるなんてなんだかいいな。

 角田さんはこのあと打ち合わせを兼ねて編集部の人なんかと飲みに行くようだ。僕もそれに習ってさっそく周囲の友達に連絡。飲みに行かない?と誘うと「今何時だと思ってるんだ? 早いよ、まだ仕事中だよ」とのお返事。なかなかうまくいかない。

 そんなこんなで3日ほど角田さんの生活を真似してみました。結果、確かにいつもより仕事ははかどりました。朝早く起きることもさることながら、僕にとっては『締め切りの近い順に仕事をする』『原稿に詰まったら次の仕事へ。終わったら、また戻ってくる』という働き方がよかったみたいです。僕はたまたま文章の仕事ですが、これはほかの仕事にも応用できそうですね。

 では、立派な作家になれそうかというと・・・この原稿で分かる通り、まだまだ努力が必要そうですな。(梅田カズヒコ/verb)

■関連リンク
『「いつもの」朝を変える技術 あの人の「朝時間」から学ぼう!』 - 本文中で参考にした書籍

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