カターニャ会長ニノ・プルビレンティとGMピエトロ・ロ・モナコは3日、前日に行われた“シチリア・ダービー”、カターニャ対パレルモ戦で警官1名が無くなった事件を受けて、カルチョ界から身を引く考えを明らかにした。プルビレンティ会長「昨晩、眠らないで考え、会長を辞任する事に決めた。選手、本当にカターニャを愛してくれているサポーターに対する義務があるので、今すぐというわけではないが、全ての事がきちんと整理された時、私はカルチョ界を去る。こういう状態で会長職を続けていく事は不可能だ。何より亡くなられたロチティ警官のご家族、当日警備に当たってくれた警察隊に申し訳ない」。

 モナコGM「もうカルチョは終わりにしたい。現在にまで至るカルチョ界の悪習を政府が介入し、解決する時にある。スタジアムで暴力事件を起こした犯人が、数日後に釈放されるなんて、あってはならない事だ」と両者共に憔悴しきった顔で語った。