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心を癒す馬「ミニチュアホース」、資金難でボランティア活動休止か?!

心を癒す馬「ミニチュアホース」、資金難でボランティア活動休止か?!
ミニチュアホースの周りに集まり触れ合う人たち。志木駅南口の駅前広場にて撮影。(撮影:堀口剛)
【PJ 2007年02月04日】− 3日、東武東上線志木駅南口(埼玉県新座市)の駅前広場で、ちょっとした人だかりができていた。近づいてみると、小さい馬が二頭つながれていて、それを見るために集まってきたようだ。特に子供を連れたお母さんたちに人気だったようで、たくさんの人が馬に子供を乗せて携帯電話で記念写真を撮っていた。そばに立てかけてあった看板には、この馬を連れて多くのボランティア活動をしていることが書かれていた。そして前には募金箱も置かれている。これは一体何の募金なのだろうか?

 PJ堀口は、この馬を連れて活動されているヒューマンミニチュアホースクラブの代表理事を務める藤井勝吉さんにお話を伺った。藤井さんによると、一見ポニーのようなこの小さな馬は「ミニチュアホース」と呼ばれる馬で、今日本では数が少ない珍しい馬という。成馬で体高80cm程、腰より低い大きさで、PJは、2頭の馬ともにとても可愛い印象を受けた。「老人ホームや幼稚園、イベントなどに参加しているんです。こないだは、この近くの細田学園(埼玉県志木市)に行ってきました」とのことで、2頭の馬は、セラピー馬として活躍しているとのことである。セラピー馬とは人々の心を癒す馬ということだが、このミニチュアホースは人間に従順、セラピー効果が高いと言われていて、ふれ合うことにより障害者、子供から高齢者まで心身面の向上を促進するそうだ。

 さらに話を伺ってみると、「以前は、盲導馬として育てていたのですが、国から認可が下りずもうやめてしまった」とのことである。ちなみに育てあげるのに650万円もかかるそうだ。そして今は、これら2頭の馬をセラピー馬として飼育をしながら、施設を訪れたりイベントに参加している。

 藤井さんは本業の傍ら、活動はすべてボランティアで行っている。「色々な所から来てくれ来てくれと言われるけどその費用がね」ということだが、資金面などがとても厳しいとのことである。前に置かれた募金は活動資金にあてるためで、「1日1万円も集まらない。やっと集まったらそれを使って次の場所へ」とのことである。資金に関しては、何とか助成金などはでないか、と都内のとある議員さんに相談したのだが、「結局何もしてくれない」とのことである。役所などに相談しても助成金などは全く下りないそうだ。「どこかの企業が支援してくれればいいのだが」との言葉も漏れた。

 そんな藤井さん、「もうきつくてきつくて、辞めようと思っているんですよ」とのことである。以前は仲間がたくさんいたが、資金面で厳しくなりどんどん辞めていったそうだ。そういう言葉を聞きながらも、PJはふと2頭の馬を見ると、そこには次から次へと人が来て大人気である。この2頭の馬がいるだけで、普段はビラやティッシュペーパーしか配ってないつまらない駅前の雰囲気が、アットホームで明るくなった印象を受けた。もしも、藤井さんがやめてしまったら、誰があとを継ぐのだろうか。【了】

■関連情報
ヒューマンミニチュアホースクラブ
〒175-0083 東京都板橋区徳丸1−20−21−201
代表理事 藤井 勝吉

記者ブログ:堀口剛のライブドアPJ パブリックジャーナリスト宣言

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 堀口 剛【 埼玉県 】
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