グーグルの一部の社員は、プログラミングのノウハウを世界中の同社のトイレ500カ所に張りまくり、社員同士で啓蒙し合うという、すばらしいアイデアを持っている人たちがいて、それを数カ月間も続けられている。特に、重視しているのは、プログラムのコードに問題がないかをテストすることで、用を足しているときでもテストの重要さを忘れないようにという気配りだそうだが、彼らは、良いプログラミングを書くためのコツやヒラメキ、テストのノウハウなどをブログで、PDF形式で一般公開するという。

  ブログでは、「グーグルには、開発者が効率よくプログラムコードのテストを行うために、「DI(ディペンデンシー・インジェクション)」や「コード・カバレージ」といったプログラミングの開発・テストにかかわるアイデアやノウハウをチラシの裏に書いて、定期的に世界中の弊社オフィスのトイレ500カ所に貼る、「テスティング・オン・ザ・トイレット」という取り組みがあります。我々は、そのノウハウを一般の方々にも公開することを決定しました」と書かれている。

  こうした取り組みは、ちょっとやりすぎじゃないのかという気もするが、皆さんはどう思われるだろうか?

■オリジナル記事: Google Releases 'Testing on the Toilet'
■ブログ:[ギークス・アー・セクシー]テクノロジー・ニュース([Geeks are Sexy] technology news)(2007年1月26日付)より 
■筆者 ヤン・フォーティン(Yan Fortin)氏:
システム管理者やセキュリティ管理者としてIT業界に10年ほど関わる。[ギークス・アー・セクシー]テクノロジー・ニュースは、テクノロジーや科学、ニュース、社会問題に関する情報を伝える、コンピューターおたく向けのブログ。

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