スクウェア・エニックス プロデューサー 渡辺 範明氏、エグゼクティブ・プロデューサー 齋藤 陽介氏、代表取締役社長 和田洋一氏、NHN Japan 代表取締役社長 千 良鉉氏、取締役副社長 森川 亮氏、運営統括 田代 克行氏
 1月24日、スクウェア・エニックスとNHN Japanが新作MMORPG、『CONCERTO GATE(コンチェルトゲート)』を発表した。ゲームの開発はスクウェア・エニックスが担当し、サービスの提供や公式サイトの運営・企画はNHN Japanが行なう。

 本作は約6年前の2001年1月7日に運営を開始した『クロスゲート』の続編。『クロスゲート』は2004年12月までに、過去3本もの拡張パックを発売してきた国産MMORPGの老舗。その人気は国内だけでなく、台湾や中国などを含めたアジア実績は累計会員数2300万人以上という怪物タイトルである。

 『コンチェルトゲート』は『クロスゲート』の“いいとこ”を継承しており、グラフィックはホノボノとした手描きイラストテイストを採用。しかし、見た目は手描き風だが冒険を行なうフィールド空間は3Dグラフィックによって描画されている。その結果、プレイすると奥行きを感じられる作品に仕上がっている。

 本作最大の特徴は、誰でも簡単に遊べるMMORPGであるところ。基本的な操作はすべてマウスで行なえ、直感的にゲームを遊ぶことが可能。ゲーム開発のコンセプトも、ファンタジー世界での“暮らし”と“冒険”、“まったりコミュニケーション”をテーマにしているので、いままでカジュアルゲームしかプレイしたことのないプレイヤーにでもスムーズに始められるだろう。

 発表会では、「とっつきやすさ」を裏付けるひとつの要素として、キャラクターの作成方法について解説された。本作では既存のMMORPGと同様に、プレイ前にキャラクターを作成する。このキャラクターは髪の毛の色、目の色、ボディーサイズなど、選択する項目はとても多い。しかし『コンチェルトゲート』では、事前に34種類ものキャラクターが登録されており、プレイヤーはこのなかから自分好みのキャラクターを選択するだけでキャラクターを完成させられる。もちろん、選んだキャラクターを元に、自分でカスタマイズすることも可能だ。

 作れるキャラクターのパターンは、1000種類以上とのこと。スクウェア・エニックス プロデューサーの渡辺範明氏は、「たぶんゲーム中に自分とまったく同じ容姿のキャラクターには出会わないだろう」と語った。また、ゲーム中に入手した武器や衣装を身に着けると、そのアイテムも外見に反映される。これらのアイテムのバリエーションは、50〜100種類用意される予定。

■フィールドの移動と戦闘が斬新

 MMORPGのもっとも重要な要素である、戦闘とフィールドの移動についても発表があった。『コンチェルトゲート』では、“ランダムエンカウント方式”を採用している。これは、フィールドを歩いているときにランダムにモンスターに遭遇する仕組みのこと。モンスターとの戦闘になると画面は切り替わり、“セミリアルタイムバトル”と名づけられたターン制の戦闘が開始。1ターンが1秒で行なわれるこの戦闘は、プレイヤー同士の連携攻撃や援護などが行なえる。ターン制ではあるが、スピーディーな戦闘を楽しめるようだ。また、マップによってはフィールド上にモンスターキャラクターが配置されている“シンボルエンカウント方式”の地域も用意される予定。

 フィールド上の移動はマウス操作によって行なう。ひとりで遊ぶ場合はよくあるMMORPGの移動方法と同じだが、パーティプレイ時は大きく異なる。『コンチェルトゲート』では、パーティを組むと列になって移動を行なう。ちょうどシングルプレイ用RPGのような感じだ。そのため、パーティプレイのときはリーダーのみが移動を行なうこととなる。その時の他のメンバーは自動的にリーダーにくっついて移動するため、仲間とのチャットに没頭できるわけだ。“コミュニケーション”をウリにしているゲームなので、移動中もチャットができるのはうれしいシステムである(リーダーだけ少々かわいそうな気がするが……)。