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思い出して、人間も自然の一部

思い出して、人間も自然の一部
Copyright (c) Gregory Colbert 写真一覧(3件)

加グレゴリー・コルベール氏、「ashes and snow」展開く

【ライブドア・ニュース 2007年01月24日】− 人間と動物とが自然の中で触れ合う姿を写真と映像でとらえるカナダの写真家グレゴリー・コルベール氏が24日、東京都港区の六本木ヒルズで記者会見し、“自然な姿”を撮影するに至った背景などについて語った。

 同氏は3月11日から6月24日まで、東京・お台場に特設されるノマディック美術館で作品展「ashes and snow」を開催する。また、そのプレリュード(前奏)として、同作品展から一部を厳選した展示「animal totems」を、あす25日から4月1日まで六本木ヒルズ内にある森アーツセンターギャラリーで開く。

 コルベール氏は、1992年に初めての個展をスイスと日本で開いた後、作品を発表したりインタビューに答えたりすることなしに、10年間で40回以上もの探検旅行をして過ごしたという。自然の中で人間が動物と対等に交流する姿を写真と映像に収め、その成果を「ashes and snow」として発表している。

 「ashes and snow」を開催する美術館につけられた“ノマディック”という言葉は、「遊牧」「放浪」という意味。日本人建築家の坂茂(ばん・しげる)氏が設計し、世界中で同じ規格のものが手に入りやすい貨物コンテナ152個を積み上げて外壁にしている。開催地ごとにコンテナをレンタルして作り上げるユニークなもので、すでに米国2カ所で同じ作品展を行った。

 会見でコルベール氏は、人間も自然の一部となっている印象を受けたとの会場からの感想に対し、「大都市に住む我々は、自然を自ら切り離している。先住民族の壁画に見られるように、かつて自然と人間は同等の関係だった。私のしたことは何も新しいことではない」と語った。また、自然から得た恵み以上のものを自然に戻すアラビア半島のベドウィンを現在取材していることを明かし、「大自然を搾取すべき資源としてとらえるのではなく、自らが自然の一部だという感覚を(作品展を見て)呼び起こしてくれれば」と期待を込めた。【了】

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ノマディック美術館 Copyright (c) Gregory Colbert
  
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