今週のお役立ち情報
「APA(アパ)」とは、広告写真家の遊び場所?!
2007年01月23日07時21分 / 提供:PJ
【PJ 2007年01月23日】−
かつて、APA(アパ)というと、広告業界は勿論の事、写真家、広告写真家の憧れの協会であり、メンバーになるには、3年続けてAPA写真展に入選を果たさなければならないカメラマンの登竜門だった。新人カメラマンは、APA写真展へ、毎年しのぎを削り、応募したのである。話題の遊べる(フリーな、クリエイティブな)写真を引っさげて、一枚写真の勝負を挑んでいたのである。元会員には、秋山庄太郎、中村正也、篠山紀信、繰上和美、浅井慎平等そうそうたるメンバーが在籍していた。
1月19日、APA(日本広告写真家協会)の賀詞交歓会が内幸町の日本プレスセンタービルのレストランALASKAであった。APA(Advertising Photographers Association)は、1958年設立、1989年社団法人化、2008年には創立50周年、翌年には、法人化20周年を迎える、1150人の会員を擁する広告写真家の団体である。
賀詞交歓会は、安達洋次郎、APA(社)日本広告写真家協会会長のAPAの新しい計画への決意の挨拶で始まり、来賓の森山眞弓・元法務大臣、(財)日本カメラ財団理事長の写真界への励ましの挨拶。田沼武能(社)日本写真家協会会長のの写真世界へのこだわりの挨拶があった。中締めを白鳥真太郎APA副会長が行った。
半円ドームの会場から、日比谷公園から皇居への夜景を見渡せた。夜景の美しい夜だった。会場には、元会長の西宮正明、藤井秀樹の両氏をはじめ、会員のカメラマンを中心に、賛助会員のカメラ、フィルム、機材、感材、スタジオ、学校、出版、広告代理店など各社及び業界関係者が集っていた。一年のスタートを期して顔合わせと交歓する場のレセプションであった。
久しぶりの交歓の中で感じた事は、全体的に見ると写真業界の将来の行方がどうなっていくのか混迷の感がした事である。都筑弘雄(社)日本写真協会理事は、デジタル化による、プロとアマの不明確化の進行具合とか、森裕彦・コダック事業部長は、Kodachromeの存続中止についてとか、かつての、銀塩カメラだから懐かしむだけでなく、存続して欲しいカメラ機材用品の変化の進行が危惧されているのを、現実と受け止めざるを得ない時代になった事を痛感したのである。
10年前にこのAPAの写真展の企画で、「写真が、写真家が、危ない。」と啓発した事が、いま現実となっているのである。写真のアマチュア化、カメラメーカーのアマチュア指向、写真メディアの低劣化、これらがデジタルと言う道具のために、マルチ化されて、加速されているのである。プロカメラマンのポジショニング、がないがしろにされつつある時代である。プロのプロたる所以を、クリエイティビティを、見せつけておかなくてはならない。
第35回APA写真公募展は装い新たに、広告作品部門と写真作品部門を合体して、「APAアワード2007」として出発する。写真展のテーマは「愛(Love)」である。広告写真の持つ社会性、写真の持つ感動を引き出す事が出来るかどうか。プロフェッショナルな写真が認知させる事が出来るかどうか。APA(アパ)の将来が見極める事が出来るだろう。
“APA(アパ)、Come Back To Me ! ”【了】
■関連情報
告知:「APAアワード2007」展 3/31〜4/15 東京都写真美術館
京都市立美術館 5月予定/福岡市立美術館 6月予定
PJニュース.net
PJ募集中
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 池野 徹【 千葉県 】
この記事に関するお問い合わせ / PJ募集
1月19日、APA(日本広告写真家協会)の賀詞交歓会が内幸町の日本プレスセンタービルのレストランALASKAであった。APA(Advertising Photographers Association)は、1958年設立、1989年社団法人化、2008年には創立50周年、翌年には、法人化20周年を迎える、1150人の会員を擁する広告写真家の団体である。
賀詞交歓会は、安達洋次郎、APA(社)日本広告写真家協会会長のAPAの新しい計画への決意の挨拶で始まり、来賓の森山眞弓・元法務大臣、(財)日本カメラ財団理事長の写真界への励ましの挨拶。田沼武能(社)日本写真家協会会長のの写真世界へのこだわりの挨拶があった。中締めを白鳥真太郎APA副会長が行った。
半円ドームの会場から、日比谷公園から皇居への夜景を見渡せた。夜景の美しい夜だった。会場には、元会長の西宮正明、藤井秀樹の両氏をはじめ、会員のカメラマンを中心に、賛助会員のカメラ、フィルム、機材、感材、スタジオ、学校、出版、広告代理店など各社及び業界関係者が集っていた。一年のスタートを期して顔合わせと交歓する場のレセプションであった。
久しぶりの交歓の中で感じた事は、全体的に見ると写真業界の将来の行方がどうなっていくのか混迷の感がした事である。都筑弘雄(社)日本写真協会理事は、デジタル化による、プロとアマの不明確化の進行具合とか、森裕彦・コダック事業部長は、Kodachromeの存続中止についてとか、かつての、銀塩カメラだから懐かしむだけでなく、存続して欲しいカメラ機材用品の変化の進行が危惧されているのを、現実と受け止めざるを得ない時代になった事を痛感したのである。
10年前にこのAPAの写真展の企画で、「写真が、写真家が、危ない。」と啓発した事が、いま現実となっているのである。写真のアマチュア化、カメラメーカーのアマチュア指向、写真メディアの低劣化、これらがデジタルと言う道具のために、マルチ化されて、加速されているのである。プロカメラマンのポジショニング、がないがしろにされつつある時代である。プロのプロたる所以を、クリエイティビティを、見せつけておかなくてはならない。
第35回APA写真公募展は装い新たに、広告作品部門と写真作品部門を合体して、「APAアワード2007」として出発する。写真展のテーマは「愛(Love)」である。広告写真の持つ社会性、写真の持つ感動を引き出す事が出来るかどうか。プロフェッショナルな写真が認知させる事が出来るかどうか。APA(アパ)の将来が見極める事が出来るだろう。
“APA(アパ)、Come Back To Me ! ”【了】
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京都市立美術館 5月予定/福岡市立美術館 6月予定
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