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オトシマエをどうつける? 富山県警よ!無罪男性服役事件

【PJ 2007年01月23日】− 富山県警が19日に発表した「誤認逮捕して服役させた無実の男性」について同県警は、男性に対して申し訳ないと過ちを認めながらも「捜査方法は適正だった」と、小さなプライドにしがみ付く態度を見せた。

 無実の男性はなぜか罪を認めて、公判でも無実を訴えることがなかったという。弁護士にさえ真実を告げていなかった。しかし県警は、男性の無実を裏付ける証拠を把握していた。事件現場の足跡のサイズが男性と違っていたこと、自宅電話の通話記録などからアリバイが成立したことを把握していながら裏付け捜査を怠ったのである。にもかかわらず、どこをどう捉えて「捜査は適正」という言葉が出てくるだろうか。たとえマニュアル通りに捜査を進めても、結果を間違えているならば、その捜査は「適正ではない」のである。

 過去の冤罪事件をみても、警察という組織は自らの非を認めない傾向が強い。誰の目にも明白なミスは謝罪するものの、捜査は適法・適正だったと最後のプライドを棄てようとしない。たいへん見苦しい。潔くないのだ。

 斯く言う私も、ほぼ冤罪に近い損害を警察から被ったことがある。忘れもしない平成4年11月12日21時13分、原付バイクで走行中に背後から近づいてきたパトカーから突然停止を指示された。降りてきた若い巡査が言うには、一時停止を無視した違反行為だという。全く身に覚えのない言いがかりだったが、あたりに人影はなく目撃者がいないので反証する術がない。

 しかも警察官2人対民間人1人という絶対的に不利な力関係の中で、身に覚えのない違反をデッチ上げられ反則金を取られた苦い経験がある。以来、警察の不法行為、ことに冤罪事件には敏感になった。職務権限を利用して罪を捏造し、実績と点数を稼ぐ行為は絶対に許せない。

 富山県警の件で、無実の罪で服役していた男性は、出所後の行方が分からないという。県警は今こそ、その組織力と職務権限をフルに活用して男性を捜し出し、国民の誰もが納得できる形で謝罪すべきである。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 平藤 清刀【 大阪府 】
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