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「元朝日 クラブ無くなり コピペ記者」

【PJ 2007年01月19日】− 新春を迎え一句でも、としゃれ込んでみようと思案していると、ちょうどいい題材があった。元朝日新聞の大記者が作ったJ−CASTニュースやらである。ライブドアのホームページでは、わがPJニュースの存在を脅かすような集客力を誇っている。

 大森千明さんという人物がJ-CASTニュース編集長だそうだ。この方の経歴を見てみると「1971年に朝日新聞社入社。経済部畑を歩み、『アエラ』編集長、『週刊朝日』編集長などを務める」と大変立派だ。さらに、この会社の代表取締役は蜷川真夫さん。「朝日新聞社で社会部記者、ニューデリー特派員、週刊朝日副編集長、AERA編集長、・・・著書に『田中角栄は死なず』(徳間文庫)、『インド人力宇宙船』(朝日文庫)、『電子テクノエリート』(朝日新聞社)など」と、日本を代表するマスコミ人の一人だ。

 「オリジナルコンテンツを配信します」と報道機関としての理念もすばらしい。「他のメディアのコンテンツを流用するのではなく、このサイトのために作ったコンテンツを配信します。情報の信頼性を確保し、著作権を管理できるようにするためには、オリジナルコンテンツが重要です」と高らかに宣言している。こうした崇高な理念を持ったネット・メディアは明日のジャーナリズムを予感させる。

 さて、このJ−CASTニュースの中身だが、確かにおもしろい。しかし・・・。いつも、他人のふんどしで相撲を取っているような記事しかない。2ちゃんねるの訴訟問題では、直接取材はなく他紙の受け売り。ネットのブログなどからの引用がやたら多い。取材といっても他人が報じたものをとりあえず確認するだけが目立つ。

 ここから見えてくるのは大手マスコミの取材力不足の実態だろう。記者クラブや再販制度、新聞特殊指定などなど、マスコミ記者を守ってくれる仕組みが無くなれば、マスコミ記者がどうなるのか想像に難くない。JーCASTニュースとやらを眺めていると、マスコミという国内ジャーナリズム界の裸の王様を見ている気がしてならない。

 「元朝日 クラブ無くなり コピペ記者」。お粗末様でした。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 大森 勇三【 東京都 】
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