【ファンキー通信】人生あと○○年！ アナタならどれくらい欲しい？

　ひと昔前なら、「100歳まで生きる！」なんていうとかなりの長寿とされていましたが、最近では100歳を超えてもまだまだ元気なお年寄りがたくさんいますよね。

　厚生労働省が発表した平成17年の簡易生命表によると、日本人の平均寿命は男性が78.5歳、女性は85.4歳。前年の結果をわずかに下回っているとはいえ、半世紀前と比べると約20年も平均寿命が延びているようです。まぁ、なんとなく「寿命は長いほうがいい」というのが一般論のような気もしますが、皆さんはどう思いますか？

　もちろん、「長生き＝幸せ」という考えが間違っているとは思いませんが、どう捉えるかは人それぞれ。ちょっとシビアに考えてみると、長く生きるにはそれなりのお金も必要になるし、ただ単にいいコトづくめではないと思うんです。例えば、年金だけで暮らせるのか、面倒は誰がみてくれるのかなど、不安はいっぱいあります。

　「子供もなく、年金も期待ができない。今現在もパートで生活しているため、将来のことを考えると、幸せなうちに逝ってしまったほうが・・・と考えることもあります」（50歳 女性）、「もうすぐ生まれるひ孫がお嫁にいくまでは生きていたいですね」（84歳 女性）、「理由はないけど、寿命は60歳ぐらいまででいい気がする」（28歳 男性）

　ちなみに、ライブドアリサーチで、「自分で寿命が決められるとしたら何歳まで生きたいですか？」というアンケートを行ったところ、「150歳以上」という記録的長寿を目指す人もいたものの、もっとも回答が多かったのが「80歳代」で約23％、次いで、「特にない／わからない」という回答が約22％、「70歳代」という回答が約16％という結果になりました。

　個人的には寿命よりも「どう生きたか」が重要な気もしますが、「100歳まで」と答えた60歳以上の女性が約26％に及んだことを考えると、私は80歳くらいでいいと思っていたけど、同じ女性として「自分も頑張らなくっちゃ！」と半ば理由もなく思ってしまいます。（清川睦子／verb）