ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

[PR]もう見た?コレがグーグルのCM!

デスク余話『ああ団塊たちよ』

2007年01月06日10時24分 / 提供:ライブドア・ニュース

六本木編集週報No.32

【ライブドア・ニュース 2007年01月06日】− ニュースセンターも5日から本格的始動。正月はまた家族間での殺人事件がたびたび起こり、やるせない思いにさせられたが、経済活動はおおむね順調のようだ。

 ところで、今週はニュースコラムの出稿では「団塊世代」を取り上げた。言うまでもなく、1947年から49年の第1次ベビーブームの間に生まれた人々のこと。この人たちが今年から、大量に退職時期を迎える(もちろんサラリーマンだけだが)ことが話題になっている。正月の紙面でも、全紙を点検したわけではないが、今年のテーマとして取り上げている新聞社は複数あったようだ。

 私の言いたいことはコラムでほぼ意を尽くしているものの、紙幅の関係で「団塊ジュニア」については触れることができなかった。ここで、ぜひ触れておきたい。

 これまで一般には、第2次ベビーブームと呼ばれた71年から74年に生まれた世代を指すことが多かったが、「カルチャースタディーズ研究所」主宰の三浦展(あつし)氏が、男女の結婚適齢が違うことから、出生者の過半数が団塊世代の親によって占められる年代を統計的に調べ、73年〜80年に生まれた子どもを「真性団塊ジュニア世代」と命名している。現在ではこちらが広く受け入れられているようだ。(同氏が書いた『マイホームレス・チャイルド』より)

 まあ、そのことはともかく、多くは「新人類」「宇宙人」などと呼ばれた年代に重なるこの人々は、まず自分の好きなことしかやらないという性向を持っている。三浦氏は親の年代が持っていた手段重視(つまり学歴や仕事など)の価値観をインスツルメンタル、子どもたちのそれ自体が面白いからやるという価値観をコンサマトリーと読んで区別しているが、これはこれとして当を得た議論といっていいだろう。要するに我慢をしてきたのが親の世代であり、まず好きなモノを簡単に手に入れてきたことと、好きな人と好きなことしかやらない団塊ジュニアとは決定的な違いがあるということである。

 私は、親自身も認める団塊ジュニアへの甘やかしは、現代社会にも大きな影響を与えていると思っている。そして、それは団塊世代の大きな“責(せめ)”に帰する部分であると思うのだ。つまり、既成の価値観を壊すことに熱心だった親の世代は、新しい価値観を見いだし得ないまま、子どもを叱(しか)ることができなくなっていった。そして、現在のモラルを欠いた社会状況につながった。

 団塊世代はすぐには責任を認めることはないだろう。何といっても、自分の生き方には自信を持っていますからね。しかし、「自分はくだらない受験勉強をするしかなかったから、子どもは自由にさせてやりたい」とか「私は高校しか出ていないけど、あなたは大学へ行ってね」とかいう親の言葉には、どこかダブルスタンダードの匂(にお)いがあることに、団塊ジュニアは気づいていた部分があるのではないだろうか。何よりも団塊世代は、対社会に向けた言動と、内向きの生活感覚にかなりの落差があった年代だと思うのである。

 ニュースコラムにも書いたこの世代のヒーロー「課長島耕作」(現在は専務)は、女性にモテモテであるばかりでなく、異例の出世を遂げるサクセスストーリーの主人公だ。けれども、これはあくまで物語の世界。作者の弘兼憲史(けんしと読みます)氏は現実のディテールにこだわるリアリティー派として有名だが、スーパーヒーロー島耕作には現実感は期待しない方がいい。私はむしろ、この物語に島いびりの徹底した嫌われ役として登場する、今野輝常(元福岡ハツシバ販売センター社長)にかなりのリアリティーを感じる一人だ。

 いますよね、こういう人。セクハラ日常茶飯事、他人をいじめて喜ぶような人間。結局、最終的には島はこの今野と和解するのだが、現実はそんなに甘くないのもサラリーマンの世界ではないか。チョイワルおやじに変身して「あわよくばモテテやろう」などと、ゆめ思わないように…。【了】 ライブドア・ニュース 満富俊吉郎

この記事に関するお問い合わせ

関連ワード:
恋愛  正月  サラリーマン  新聞  島耕作  
Ads by Google
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

関連ニュース:恋愛

国内アクセスランキング

注目の情報
47才の男が使うと…
今、このシャンプーが90万本もバカ売れしている。なんでも通販のみ
にも関わらず、「毛髪に悩む男性」に凄く売れてるのだと。試しに注文
してみると…「えーっ!」と驚くほど。それは47才の…


ある男が語る秘密≫

ヘッドライン

真下さん帰国、妻と再会=イエメン拉致 真下さん帰国、妻と再会...
イエメンの首都サヌア近郊で地元部族に拉致され、8日ぶりに解放された真下武男さんが帰国。写真は妻恭子さん(左)と対面した時の心境を記者に質問され、照れ笑

写真ニュース

引田天功さん、大阪・池田市の動物園にアルパカ寄付へ 妻と再会「ああーもう、ぐっときた」 イエメン拉致の真下さんが帰国会見 砂像で松葉がにPR 鳥取港 医療用漢方薬が保険適用外 価格が3倍以上治療に支障?
高円寺ビル火災 東京消防庁、管内の雑居ビルに立ち入り検査 「国内最速」スパコン3800万 開発のあり方めぐり議論は必至 【無名の偉人】「銀座でコメ作りは困難の連続!でも、みんなが笑顔になったプロジェクトだった!」 銀座農園さんにインタビュー 韓国TOPスター4人、夜のソウル駅で撮影敢行!
「ごめんねの日」制定記念 美女が謝るサイト「謝り美人」が登場 宝塚月組トップスター・瀬奈じゅんのサヨナラ公演、東京で開幕 『ワンピース』、コミックの最高初版発行部数を達成 女の子との釣りはどこがおすすめ?

特集

ケータイでニュースを見る
QRコード 行きの電車、帰りの電車で
livedoorニュースを読もう!
ケータイにメールを送る
livedoor サービス: