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「つまらないTV」の救世主になれない次世代DVD

 「つまらないTV」の救世主になれない次世代DVD
アメリカ製DVDはあれど再生機は未購入。次世代DVDの勝者を見極めるまではパソコン再生でガマン。(撮影:工藤明子)
【PJ 2006年12月28日】− 日頃「テレビはつまらない」と嘆く方の強い味方がDVD。ビデオより軽量なゆえか送料も取らないDVDの郵送レンタルサービスもあり、これからしばらくはDVDの時代が続くだろうと大いに期待できる。「地上波はくだらない。ニュースしか見ない。あとはケーブルテレビだけ」と言う知人もいる。

 わたしも現在使っているビデオの機械が壊れれば次はDVD用レコーダー/プレーヤーと考えている。もっと早く買わなかったのは、わたしはアメリカ製のDVDをよく買うのだが、日米は「リージョンコード」が異なるとかで、せっかく買っても見られないという事態が起こりうると聞いたからだ。そうこうしているうちに次世代DVDが出て来た。これを買おうかと思っているのだが、どうも色々と問題があるらしい。

 「消費者不在の争いのツケ」によると次世代DVD「ブルーレイディスク」と「HD DVD」の主導権争いが続く中、「2006年秋に両規格の録画・再生機が出揃い、今期の年末商戦は事実上の“初戦”として注目を集めている。ところが蓋を開けてみると、両規格とも映画ソフトの数は乏しく、『勝者なし』となりそうな雲行き。年末年始の休暇に、ハイビジョン対応の大画面テレビで臨場感に富んだ映画鑑賞などを楽しみにしていた層にとって、肩すかしを食わされる格好だ」とある。

 ここで(ああ...)とデジャ・ヴの感に襲われるのはわたしだけではないだろう。かつてビデオが登場した時にはソニーのベータ方式がVHSより優れているというのでこちらの録画再生機を購入したのだが、結局VHSが主流となり、泣く泣くベータのテープは捨て、新しくVHS録画再生機を買ったという苦い体験を思い出すのだ。

 そして延期となったというソフトのタイトルを見て2度びっくり。「逃亡者」「キング・コング」「パール・ハーバー」「ブラック・レイン」とどれもこれも古い作品ばかりではないか。アメリカでは映画が公開になると、時をおかずにDVDが出る。タイムラグが非常に短い。話題になっているうちに売ってしまおうという商魂からである。それなのに、「パールハーバー」は2001年、「ブラックレイン」に至っては1989年の作で、アメリカでこれらが今発売になったとしても(何をいまさら…)と消費者に見向きもされないだろう。

 「次世代DVDは規格争いが過熱する一方、売り場ではお寒い状況が続いている。(中略)消費者利便を度外視したツケは、両陣営共倒れという結末を招きかねない」と言う中島募氏に同感である。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 工藤 明子【 東京都 】
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