「Panda USBワクチン」画面
 Panda Securityは18日、USBドライブ経由のウイルス拡散をブロックする「Panda USBワクチン」の無料提供を開始した。

 「Panda USBワクチン」はUSBスティックメモリ、CD/DVD、MP3プレイヤーなど、リムーバブルドライブを介して拡散するマルウェアをブロックするために設計された無料のセキュリティソリューションとなる。

 Windowsでは、これらのドライブやデバイスをコンピュータに接続したときに、どのようなアクションを取るべきか把握するために「Autorun.inf」ファイルが使用される。「Autorun.inf」ファイルはデバイスの
ルートディレクトリに入っており、デバイス内のコンテンツを自動実行する。しかしこの機能をサイバー犯罪者達が書き変えて、USBドライブに格納されたマルウェア/ウイルスを自動実行するコマンドを組み込むといった手段で悪用されるケースが増えている。

 「Panda USBワクチン」は、USBドライブや他のデバイス、さらにコンピュータ自身に対してもAutoRun機能を無効にすることを可能にするダブルレイヤーの予防型プロテクションとなる。無料のPanda USBワクチンによって、ユーザはPC上でのAutoRunの実行を完全に無効にし、すべてのUSB/CD/DVDドライブ上の、いかなるプログラムも自動で実行できないようにして(以前にワクチンを実行しているかどうかに関係なく)、問題の発生を防ぐことができる。ワクチンが適用されると、永久にAUTORUN.INFが読み込まれたり、作成されたり、書き換えられるのをブロックする。USBドライブは普通に使用でき、ファイル(マルウェアでさえも)をコピーする/されことが可能だが、それらは自動的に開かれることはないという。

 なおPanda USBワクチンは、現在FATおよびFAT32フォーマットのUSBドライブでのみ動作する。そして、いったんワクチンを適用したUSBドライブは、元に戻すことができない。ワクチンを解除するためには、ドライブを初期化する必要があるので注意が必要だ。「USBワクチン」は、同社のプロモサイトより無料ダウンロード可能(英語版のみの提供)。

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