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外国人のための防災訓練

外国人のための防災訓練
総合防災訓練で、医師が外国人を診察して怪我などの程度を判断する「トリアージ」訓練の様子。(写真提供:東京都)

都が語学ボランティアと外国人を募って

【ライブドア・ニュース 2006年12月22日】− 東京都は2007年1月16日、墨田区の東京都江戸東京博物館や新宿区のしんじゅく多文化共生プラザなど3カ所で、大地震で被災した外国人を支援するための訓練を実施する。兵庫県の阪神淡路大震災や新潟県の中越地震で、多くの在日外国人が被災したときに得た教訓を生かして、外国人の安全を確保できる体制の確立を目指そうというもの。

 都内で直下型地震などの災害が発生した場合、都は最初に「東京都災害対策本部」を設置し、災害情報の収集・伝達、消防活動、救助・救急、住民の避難・保護に関する審議と対策を講じる。外国人のためには、都内13カ所に準備されている「広域ボランティア活動拠点」が、被災地域の被害状況に応じて開設される。

 今回の訓練に参加するのは、「東京都防災(語学)ボランティア」の会員と在日外国人など。墨田区内の2カ所と新宿区内の1カ所に集まり、外国人の電話による問い合わせに対応する。訓練に参加する外国人とボランティアの一部は、東京都江戸東京博物館から墨田区役所までの間約2キロの道のりを、ブロック塀など崩れやすく危険な場所や災害時に利用できるトイレ、水・食料の配給可能なコンビニエンスストアの位置などを確認しながら歩く予定。

 都の都民生活部によると、都内在住の外国人は約37万人。過去10年間で1.5倍に増加したという。そのうち、中国人が12万人ともっとも多く、続いて韓国人の11万人、フィリピン人の3万人。06年6月から開始されたボランティア制度によって現在約250人が登録されているが、同生活部では、来年3月末までにボランティア数を900人程度まで増やしたいという。

 同部職員はこの訓練について、「一人でも多くの外国人に参加してもらいたい」と日本語学校や外国人向けのメディアなどに呼びかけている。参加者には、交通費と弁当が支給される。

◆申し込み・問い合わせ
東京都・生活文化局都民生活部管理法人課
Tel:03-5388-3156 Fax:03-5388-1331
E-mail:S0000667@section.metro.tokyo.jp
【了】
ライブドア・ニュース 佐藤学
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