「IQ 5400S」外観
 アイシロン・システムズは11日、Isilon IQシリーズにあらたに「Sシリーズ」「NLシリーズ」ストレージ・システム、ならびに現行シリーズであるXシリーズに最新機種を追加し、提供を開始した。

 新製品は、きわめて高いトランザクション/ランダムI/O性能に最適化された「IQ 5400S」、ニアラインアーカイブの経済性を再定義する「IQ 36NL」、プライマリストレージ向けの性能となる「IQ 36000x」の3機種。今回の新製品ラインアップは、高性能が要求されるI/O集中型アプリケーションからプライマリ/セカンダリストレージ、ニアラインアーカイブまでをサポートし、大規模なデータを必要とする分野への適用を拡大した。これら新製品を導入することで顧客は、投資コストと運用コストの大幅な削減、ビジネスの成長に合わせて透過的に拡張できるストレージ・システム、ミッションクリティカルなアプリケーションを使ったワークフローおよびプロセスの改善が可能になるという。

 「IQ 5400S」は、単一ファイルシステムで100万を超えるIOPS(トップレベルの従来型NASソリューションの10倍超)と、30GB/秒を超えるアグリゲートスループットを実現。15,000 RPMのSASドライブを12台、16GB SDRAMメモリを搭載し、4ポートのギガビットイーサネット対応フロントエンドネットワークを備える。1ノードあたり最大16ギガバイトのグローバルコヒーレントキャッシュと高性能InfiniBand対応バックエンドノード間通信に対応する。

 「IQ 36NL」は36テラバイトの物理ストレージ(7,200RPM SATAドライブ36台)を4Uシャーシに搭載し、単一ファイルシステムで3.45ペタバイト(従来のスケールアップNASストレージ・システムの200倍以上)まで拡張できる。OneFSオペレーティングシステムを搭載したほか、1ポートのギガビットイーサネット対応フロントエンドネットワーク、4GB SDRAMメモリ、1ノードあたり最大4ギガバイトのグローバルコヒーレントキャッシュ、高性能InfiniBand対応バックエンドノード間通信にも対応する。

 「IQ 36000x」はXシリーズの最新モデルで、最大3.45ペタバイトの容量と30ギガバイト/秒を超えるスループットを単一ファイルシステムで実現した。これまでのIsilon IQ Xシリーズモデル(IQ 12000x)と比べ、ノードあたり容量は3倍に増加し、ラックユニットあたりのディスク密度は33パーセント向上した。またIQ 36000xは、アイシロンのすべてのスケールアウトNASシステムと同様に、従来型NASまたはSANストレージより高い使用率(従来型ストレージの50パーセントに対しアイシロンは80パーセント)を実現しているため、データセンターの効率性の向上と、所有コストの削減が可能だという。7,200RPM SATAドライブを36台、8GB SDRAMメモリを搭載したほか、4ポートのギガビットイーサネット対応フロントエンドネットワーク、1ノードあたり最大4ギガバイトのグローバルコヒーレントキャッシュ、高性能InfiniBand対応バックエンドノード間通信に対応する。

 アイシロンでは“新製品発表記念”期間限定キャンペーンとして3月11日〜5月29日の期間、キャンペーン価格で同製品を提供する。各最小システム構成でIQ 5400S 16.2TB(IQ5400S 3台、Infinibandスイッチ)が1,480万円(914円/GB)より、IQ 36000x 252TB(IQ36000x 7台、Infinibandスイッチ)が9,300万円(370円/GB)より、IQ 36NL 252TB(IQ36NL 7台、Infinibandスイッチ)が5,030万円(200円/GB)よりの提供となる。

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