IBM TS7650 ProtecTIER Deduplication Appliance
 日本IBMは4日、重複データを削減することにより最大でディスク容量の25倍のデータを保存できる仮想テープ・ライブラリ装置「IBM TS7650 ProtecTIER Deduplication Appliance(IBM TS7650 ProtecTIER重複データ削減アプライアンス)」を発表した。3月6日より販売となる。

 「IBM TS7650 ProtecTIER Deduplication Appliance」は、重複データを削除しながらデータの保存を実行するソフトウェア製品「IBM System Storage ProtecTIER Enterprise Edition」を専用ゲートウェイ・サーバに導入し、そのサーバをディスク・ストレージ装置に接続して専用筺体に収めた製品。これまでは、1つ1つを購入した上で、ソフトウェアをインストールしたり装置を接続したりする必要があり、その作業におよそ5日間が必要だったが、本製品はシステム構築の必要がなく設置が容易となっている。

 TS7650は、データベースや電子メール、ファイル・サーバのシステムにおいて、一定期間ごとにバックアップを行う世代管理を、ディスク装置を活用して行う際に最適な製品となっている。たとえば10分の1の削減率が実現することで、同製品の7TBモデルは70TBのデータを保存でき、重複データ削減機能のない従来の70TBのディスク・ストレージ製品よりも50%以上低価格となる見込み。バックアップ・データのサイズが小さくなることで、本製品に保存したデータを遠隔地に設置したストレージ装置に送信する際も、回線コストを抑えることができる。重複データ削減は、IBMが特許取得した独自のアルゴリズム「HyperFactor」により行われており、データの誤った削除が発生せず、データの整合性が保たれるほか、最大500MB/秒で重複削減されたデータの保存が可能。7テラバイト(TB)、18TB、36TBと、ストレージ容量により3種類を準備しており、7TBモデルにおける最小構成価格が40,747,400円。保証期間は1年間(24時間)でオンサイト修理に対応する。

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