12月19日、ハンビットユビキタスエンターテインメントは、同社が運営を手がけるMMORPG「グラナド・エスパダ(以下、GE)」の今後の展開について発表を行った。

 “新大陸無料上陸宣言”と名付けられたこの発表会では、取締役COO・ソン ジンホ氏、マーケティングチーム・平田雅一氏、チームディレクター・片野 健氏が登壇した。

 まず初めに、今回の大幅アップデートを“GE2.0”と名付けた理由について、平田氏が説明した。「GE2.0とは単なるアップデートではない。さまざまなコンテンツ面でのアップデートも準備している。そのため、プレイに至るまでに生ずる月額課金の壁を撤廃し、誰でも簡単に遊べるサービスへと移行する」と語った。月額課金からアイテム課金へとサービスが移行する旨はすでに速報でお伝えしている通りだ。

 しかし、いきなり“基本プレイ無料”と言われても、いままで課金してきたユーザが納得するとは思えない。この点についても平田氏は「いままで遊んでくれたお客さんのために、我々はさまざまな補償をしていかなければならない」と説明を続ける。

 補償の対象となるのは、次に当てはまるプレイヤー。

1) 課金を続けていたプレイヤー
2) 課金は終了したが過去にプレイしていたプレイヤー
3) パッケージを購入したユーザ

 この他に、いまから始める新規ユーザと、ネットカフェでプレイするユーザに対してもボーナスを与える。これは“無料化記念キャンペーン”といった感じだろう。具体的な補償内容については表にまとめたので参考にしてほしい。

 続いてディレクターの片野氏によって、1月19日に実装予定のGE2.0で加わる新たな要素について発表が行われた。今回のアップデートは、大規模PvPが楽しめるようになったり、初心者から上級者までプレイできるフィールドが追加されるなど、かなり大掛かりなバージョンアップである。

●政治システム

 すべてのプレイヤーは用意されたふたつの派閥のどちらかに所属し、大規模な覇権争いに参加できる。いずれの派閥にも所属せず、中立を貫き通すことも可能。派閥への参加はプレイヤーの意思に委ねられている。仮にどちらかの勢力に人口が偏ってしまっても、運営サイドは一切手出しをしないようだ。派閥を強化するためには敵の派閥よりも多くのプレイヤーを獲得する必要があるため、ゲーム内での勧誘活動が盛んに行われそうだ。なお、所属する派によって独特なBuffを使えるようになる。

●決闘システム

 いままでのPvPシステム“デュエル”とは異なり、フィールド上でPvPができるシステム。基本的に決闘時は相手の承諾が必要だが、返事を待つことなく強制攻撃を行うことも可能。しかし、このような行動を行っていると、すべてのプレイヤーから敵対視される存在“ブルロン”になることも。ブルロンになると多くのプレイヤーから攻撃を受ける立場になってしまうが、欠点ばかりではない。ブルロン特有のbuffを使用できたり、ブルロンでなければ入れない街“ロス・トルドス”にも入場可能になる。

●覚醒システム、上位スタンス

 上限であったレベル100が解除され、キャラクタをさらに育成させられる。それが“覚醒システム”である。覚醒後はプレイヤーが自分でステータスを割り振って強化させられる。それに加え、ある条件をクリアしたキャラクタには、“上位スタンス”を扱えるようになる。2.0で実装される上位スタンスの数は、11種類になる予定。槍と盾を併用できるスタンスや、銃剣で近接攻撃が可能になるスタンスなど、多様な技が追加される。

●新マップ

 Ver1.96で“カトヴィック雪原”が追加されたばかりだが、2.0ではさらに“ダブカル高原”や“地下ダンジョン”などが追加される。上級者用はもちろん、低中級者向けのマップも追加されるので、多くのプレイヤーが楽しめるはずだ。

●新キャラクタ

 NPC編入クエストによって、“イェガネー”と“ブルーニ”、“グルトルデ”の3名のキャラクタを仲間につけることができる。

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