NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、「Arcstar Carrier Forum 2009」を24日から26日にかけて東京にて開催し、国際ネットワークサービス「Arcstarグローバルネットワークサービス」の品質改善施策について、海外大手通信事業者17社と協議した。

 「Arcstar Carrier Forum 2009」(アークスター・キャリア・フォーラム2009、略称:ACF2009)は、国際ネットワークサービスにおける全体的なオペレーションおよびデリバリー品質の改善・向上を目的として、各国でアクセス回線などを提供するパートナー通信事業者が参加する会議。2000年以降、年1回パートナー各社が一同に会し、結果の共有や事例の水平展開、具体的な施策について議論する場を設けている。

 参加通信事業者は、中国電信集団公司(中国本土)、中国聯合網絡通信有限公司(中国本土)、中華電信(台湾)、KT(韓国)、CAT Telecom Public Company(タイ)、Indosat(インドネシア)、PLDT(Philippine Long Distance Telephone Company、 フィリピン)、VNPT(Vietnam Posts and Telecommunications、ベトナム)、VDC(Vietnam Datacommunication Company、ベトナム)、Bac Ninh Telecommunications(ベトナム)、Telecom Malaysia(マレーシア)、Tata Communications(インド)、Etisalat(UAE)、TransTeleCom Company(ロシア)、Interoute Communications(イギリス)、Sprint Nextel(アメリカ)、Telefonica International Wholesale Services(スペイン)の各社。

 NTTコミュニケーションズ主催によるACF2009は、「お客さまの事業継続を支える高信頼性オペレーション」をテーマに、故障や構築の問題への対処方法だけでなく、問題発生を未然に防ぐためのインフラネットワーク設計・構築プロセス、問題を迅速に分析・解決するためのオペレーションサポートシステム、エンド−エンドの品質向上を目指すローカルアクセスキャリアマネジメントなど、バリューチェーン上の関連プロセスにまで踏み込んだ活発な議論が展開されたという。全米最大の先物取引所であるCMEグループのKevin Fortcamp氏による国際ネットワーク品質の重要性についての講演も行われた。議論の結果、今後の継続的な品質改善活動として、キャリア別に関連プロセスを含めた本質的な改善施策について合意したとのこと。また、あらたに欧米キャリア3社を加え、アジア・中東・ロシアの通信事業者を中心に展開していた活動の対象地域を拡大し、世界規模でICT基盤を支えるグローバルネットワークの全体的なレベルアップを図っていく見込みだ。

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